新入社員と言われていた時期も過ぎて入社2年目になると、初の後輩が同じ職場に現われてくることもあるでしょう。
入社2年目の先輩がまだ仕事に自信が持てない状況だと、何かしら焦ってくるものです。
仕事が思うようにこなせない、ミスが多く、周囲に迷惑をかけることが多いと、辛いものですよね。
このような状況を乗り越えるにはどうすればいいのかについて考えていきたいと思います。
以下の話は少少楽観的な色彩が強いかもしれないですが、決して無責任な気持ちで書いているわけではありません。
筆者もこのような悩みを持つ人を多く見てきましたが、生真面目であるが故に深刻に考え過ぎて悩んでいる人が想像以上に多かったことを思い出してしまいます。
仕事ができない! とは?
「仕事ができない」とか、「仕事に自信がない」とかという意識は、2つの側面で考える必要があるように思います。
一つは、仕事の内容に関して、もう一つは、評価の基準は何か、ということです。
<仕事の内容>
一つの職務には複数の場面がありますが、いったいどの場面で、出来ないと感じるのかを冷静に確認するようにしましょう。
例えば、会議でプレゼンをするような場合、プレゼン資料の作成、資料に基づいて発表をする、質疑応答をする、といったように複数の場面があります。
いい資料が作成できない、みんなの前で説明をうまくできない、質問されて答えられないことが多い等、色々なケースが考えられますよね。
それを明確にすることによって対策が講じやすくなるはずです。
いいプレゼン資料が出来ないなら、その原因は何か、アピールポイントをしっかり把握できていないからなのか、知識不足により内容が浅くなっているのか等・・を探ることです。
原因によって具体的な解決策が異なるのは当然ですよね。
人前での説明がうまく出来ないなら、緊張しているからなのか、プレゼン資料の質が悪いからなのか等・・によって改善策は変わってきますよね。
緊張が原因の場合は、基本的には場数を踏むことにより自ずと良くなってくるし、緊張する自分を必要以上に責めないで、あるがままな気持ちで、しかし、伝えたいポイントをしっかりと伝えようというマインドを持って臨むようにしましょう。
そして自分の出来る範囲でしっかりと考えた上で、先輩からアドバイスをもらうようにしましょう。
しっかりと考えることが大切であり、その上でアドバイスを求めている場合は、先輩にもそれが分かるので、積極的にアドバイスをしてくれるでしょう。
評価基準
仕事に対する自己評価というものは、真面目な人ほど、厳しい評価をしがちです。
自分なりに、こうあるべきというレベルがあって、それと比較して自己評価するだけでなく、同じ入社2年目の同期が他にいるなら、そのような人とも比較することが、自己評価が極端に厳しくなったり、甘くなったりすることを防いでくれるでしょう。
入社2年目としては無難に仕事をこなしていると周囲から評価されていても、自分に厳しすぎる人は自信喪失に陥ることもあるでしょう。
これを防ぐには、職場での周囲とのコミュニケーションを良くする事が一番だと思います。
先輩による評価の生の声は大切にしたいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ラフな言い方かも知れないですが、周囲の人間は出来て、自分だけが出来ないことはないはず、という楽観的な意識も必要だと思います。
もし、自分だけが出来ないなら、それはやるべき努力をしていないから、ということです。
個人個人、得手不得手はあるので、個々の場面では出来栄えの差はあっても、全体的には差はないと思うべきです。
しかるべく努力をしていることが前提であることは勿論です。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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