相場暴落時はどうすべき?株の買い時?覚えておきたい稼ぐ方法も!

株を保有している時に、相場の暴落が起きると狼狽してしまって、狼狽売りによって暴落に拍車がかかるということがありますが、あなたもそんな経験ってありませんか?

株式の投資家にとって、最悪の相場暴落をどう逃げ切るべきでしょうか?

また、ピンチとも言えるこの状況を逆手にとって稼ぐようなアプローチ方法はあるのでしょうか。

このあたりについて、まとめてみましたのでご覧ください。

Contents

相場暴落時の対応はどうすべき?

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相場暴落が起きた時の対応は本当に難しいものです。

先が非常に読みにくくなることに加え、株を保有している場合は、恐怖心から冷静な判断をし辛くなるという心理的な作用が働くため、なお更難しくなります。

その結果起きる狼狽売りもあり、それがまた先を読み辛くするという悪循環が起きてしまいます。

ここで意識すべきは、過去の暴落時のその後の推移です。

2001年9月の同時多発テロ、2008年10月のリーマンショックによる暴落のその後を見ると日経平均は約5年で回復しています。

5年を長いと見るか否かは個人差のあるところですが、投資というものを10年以上のレンジで考えるのは決して不自然ではないと思います。

過去の事例が絶対ではないですが、少なくとも過度な不安を持たないためのデータにはなり得るでしょう。

そして、このデータは暴落後の約5年間は株が上昇する可能性が高いということになります。

即ち、暴落したからといって特別なことをするのではなく、各自が行っているトレードスタイルを継続すればいいということになります。

しかし、これが心理的になかなか難しく、かなりの精神力が必要となるのも確かです。

一方では、暴落時には売り逃げしたほうがいいという意見も多いですよね。

確かに、傷を大きくしないためにも保有株をいったんは手放して身軽になり、そこで改めて冷静な気持ちで臨むのもいいかも知れません。

このあたりは、個人の性格、資金管理の仕方によっても、とるべきアクションは異なるはずです。

特に、全資産を株で持っているような人なら、売り逃げしたい気持ちが強くなるはずです。

また、このタイミングを生かして積極的に仕掛けるということを考えてもいいし、そのためには暴落に備えての資金管理が大切となります。

これについては、どのように考えるとよいでしょうか?

相場暴落時に稼ぐ方法はあるのか?

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暴落後5年程で相場が回復しているというデータを元に、資金管理の面からのアプローチ例をお伝えしましょう。

これは、世界一の投資家と言われている、ウォーレン・バフェットが実践している方法だそうです。

暴落前の保有株が500万円、現金が500万円、合計資金が1000万だったとします。

現金500万円は暴落時に備えて、手をつけないようにします。

ある時、相場の暴落によって保有株が4割減の300万円まで下がったとします。

そこで、現金500万で株を買います。

相場が約5年後に回復すると、

(500万+300万) × 1/(1-0.4)= 1330万円

となり、資金が暴落前の約1.33倍になります。

このことから、株式投資資金の約半分を現金で持っておき、暴落直後にその現金で株を買えば、約5年後には資金が暴落前の約1.33倍になるという計算になります。

勿論、これは数字上の理屈であって、現実には考慮すべき点がありますね。
これらを軽視すると、以上のセオリーは意味のないものになるでしょう。

その考慮点を以下に列挙します。

【1】
投資資金用の現金の全てを暴落時に株に投入するのは、かなりの精神力が求められるでしょう。

従って、投資資金全体が余裕資金であることが大切です。

これが全財産だとしたら、とても冷静な行動は取れないでしょう。

【2】
暴落の下げ止まりをしっかりと確認してから買うようにしましょう。

相場が落ち着きを戻して、やや上昇に転じるタイミングを待つようにしないと、持っていた現金までが暴落によるダメージを受けることになります。

【3】
日経平均が暴落前まで回復しても、個々の銘柄が同様に回復するとは限りません。

ですので、銘柄選びはファンダメンタルズの観点を重視して行うようにしましょう。

暴落時にはテクニカルな判断は有効とは思えません。

日経225に連動した動きをするETFを買うのも一つの手ですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

相場の暴落時には保有株が多いほどパニックに陥りやすいですが、とにかく冷静に行動することがまずは大事なことです。

そのためにはメンタルの強さが大事ですが、よく言われるところの、株式投資は余裕資金で行うという基本的なことこそが、相場の暴落時には大きな力になってくれることでしょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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