他人の目が気になってしまう・・という女性の方も多いかと思いますが、まず最初に、以下の簡単なテストに答えてみましょう。
Q:あなたは今、少し長い旅行に向けて自宅を出たところです。そのときふと、あなたは忘れ物をしたことに気づきました。それは、何でしょうか?
A:傘
B:本
C:お菓子
<解説>
これら3つが示すのは、ズバリあなたが感じやすい「気がかり」の程度です。
あなたの気持ちにブレーキをかけ得る「心の中の敵」を見ていきましょう。
【A「傘」を選んだ人】
「傘」は、守りの象徴です。あなたの気持ちを縛りつけるのは、あなたの用心深さかも知れません。
時折顔を出す心配性が、あなたの気がかりとなって心にブレーキをかけてしまいます。
【B「本」を選んだ人】
「本」は、知性の象徴です。
あなたのプライドが、時として新しいことを始めようとするあなたの気持ちの足かせになってしまうかも知れません。
たとえば、あなたは新しいことを始める前から、どうしても失敗した時のことを考えてしまいませんか。
【C「お菓子」を選んだ人】
「お菓子」は、現実的な生活の象徴です。
あなたは、安定した現状に満足し、チャレンジの意欲を削がれてしまっていませんか。
そのため、つねに周囲の目を気にしながらも、何かを変えようとは思えない状況にあるのかも知れません。
Contents
他人の目が気になる心理とは?
上記の3つの選択肢は、どれも良い悪いという結果を意味するのではなく、あなたの「心の持ちよう」を示しています。
何か些細なことであっても、漠然と不安に感じたり、葛藤を覚えたりすることがあれば、人は自分自身に関する評価を確認したいという欲求に駆られます。
これを心理学の言葉で、自己評価維持欲求と言います。
このようなとき、人は自分の中の足りない気持ちを埋め合わせしたり、モヤモヤを解消しようとします。
それがスポーツであったり、休息・睡眠であったり、家事や仕事に没頭することもあれば、時として他人と比べてしまうことがあります。
他人と比べてしまう心理
人は誰もが、他者からの影響を受け、また同時に他者に影響を及ぼしながら生活しています。
とくに「ちょっと自信がない」「どうしたら良いか迷う」などの不安や悩みを伴えば、私たちは知らず知らずのうちに、誰かの行動や発言が気になるものです。
その結果、周囲の視線や小言が気になり、本当はこうしたいと思っていても、結局周囲の期待や意思に合わせた言動を取ってしまうことがあるのではないでしょうか。
ありのままの自分を出すのは、やっぱり難しい
他者の目が気になる人もいれば、そうでない人もいます。
どちらが良いかというわけではなく、上記で述べたように、その人その人の「心の持ちよう」の違いであると言えます。
すなわち、他者の目や周囲の空気を気にせずに済むようにするには、何かにつけて「揺るぎない自信を持つ」ことが大切であると言えます。
だからといって、自分に自信を持つことは、とても難しいことでもあります。
そこで最後に、冒頭で行ったテスト結果をもとに、【傘】【本】【お菓子】のタイプ別に、人の目が気になるときの対処法や気持ちが軽くなるコツをご紹介します。
人の目が気になるときの対処法
①「傘」を選んだ人:
何か不安や心配事があるとき、自分の中でいくつか行動パターンを作りましょう。
もし1つのパターンが上手くいかなくても、別のパターンが残っていると思えれば、自ずと心配や不安も解消されていきます。
②「本」を選んだ人:
今の自分には困難なことに、敢えて挑戦します。
もし失敗しても、その失敗は難しすぎて今の自分には無理だからと納得しやすく、また徐々に力をつけて達成しようとする気持ちも芽生えてきます。
③「お菓子」を選んだ人:
毎日の生活の中で5分でも、今の生活習慣を少し変えてみましょう。
例えば、相手へのLINEのスタンプを変えてみる、会話の時の目線を変えてみるなど、少しずつの些細な変化が積み重なると、それが徐々に新しい変化となって現れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
他人の目が気になったり、周囲の空気に流されてしまうことは、誰にでもあります。
そこには、私たちの心の持ちようが関係し、そしてそれ自体を解決することも難しいことです。
しかし、先ほどご紹介したタイプ別の対処法が、何らかのヒントになれば幸いです。
また、会社や家庭において、その場で何か困難な状況に直面した時、「深呼吸」をすることで、気持ちが軽くなることがあります。
ぜひ、試してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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