あなたは現代の日本では、どのくらいスマホが普及しているかを
知っていますか?
総務省『平成26年通信利用動向調査』によると
64.2パーセントの人がスマホを利用しているという結果
が出ています。
さらには前年比で1.6ポイント増えていることから
これからも普及率が高まりそうな感じがします。
スマホの普及率が高まるなかで気になるのが
子供にいつスマホを持たせるかどうか、ですよね?
子供にスマホを持たせていれば、いつでも連絡を取れるので安心できます。
とはいえ、同時に広いネットワークを持たせることもなり
予想外のリスクが起きそうな不安もありますね。
そこで、子供にスマホを持たせる時期や注意点についてまとめてみました。
スマホを子供に持たせる前の話し合いや
ルールを決めておくことが非常に重要となりますので!
Contents
なぜ必要?子供がスマホを持つ理由とは
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まず、子供がスマホを持つ場合には、どういう使い方をするのかを考えてみましょう。
この内容を見ると、子供がスマホを持つきっかけが見えてきます!
① 常に親と連絡を取れる状態にする。
② GPS機能で親が子供の居場所を把握する。③ 習い事の送り迎えの時に、親と連絡を取る。
④ 子供同士で連絡を取り合う。
⑤ インターネットを利用して調べものをする。
⑥ ゲームをする。
ここで挙げた6つの項目のうち、①と②は保護者による判断によるものです。
つまり、「安心」を求めてスマホを子供に持たせているといえるでしょう。
それに続いて③においても習い事の送迎のためなので
同じく保護者の管理のもとでの使用です。
その3項目と異なり、④⑤⑥に関しては親の管理からは
やや外れた内容といえるでしょう。
子供同士でコミュニケーションを取ることももちろん大切ですが
スマホであればやりとりが深夜にまで及ぶリスクがあります。
そのほか、ゲームに集中しすぎてしまうことも防ぎたいところですね。
子供にスマホを持たせる場合には、④⑤⑥の項目に関してルールを設けると良いでしょう!
子供のスマホについて保護者が注意すべきこと
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では、保護者はどのようにして子供がスマホ利用を管理していけば良いのでしょうか?
具体的に親子の間で取り決めるべきルールをご紹介していきます。
① 1日の間でスマホの使用を終了する時刻決める。(夜8時以降は使わない、など)
② SNSやツイッターで写真や個人情報を載せることは禁止。
③ ゲームをする時に有料コンテンツは禁止。
④ ゲームをする時や動画を見る時は1回あたりの時間を決める。(1回1時間まで、など)
やはり「スマホの操作に夢中になってしまうこと」を
いかに制限するかが課題といえます。
これは、大人がスマホを使用するうえでの課題でもありますね。
最近ではスマホの使いすぎによる“スマホ老眼”の症状が出て
眼科を受診する子供も多いようです。
今回あげた①~④までのルールは、子供にスマホを持たせる前の
タイミングで話すことが重要です。
時間や時刻を守ることが、習慣になるようにしていきましょう。
そのほか、個人情報の掲載には、実際に起こった事件を例に挙げて話すと
伝わりやすいはずです。
ストーカー被害などを例に出して話せば
子供もイメージしたすいのではないでしょうか。
まとめ
平成25年度に内閣府が行った調査において、小学生のスマホ所持率は
約3割という結果が出ました。
大人ほど高い数字ではありませんが、それでも3人に1人の割合です。
そして、その割合は今後ますます高まっていくことが予想されます。
学校からの課題を行うために、インターネットでの検索が
必要なケースも増えてきているそうです。
スマホは子供同士がコミュニケーションを取るために
必要不可欠な存在になっていくかもしれません。
とはいえ、スマホがもたらすコミュニケーションの範囲は無制限といえます。
そのリスクは、想像の範囲を常に超えているのです。
子供が心にも体にも傷を負うことのないよう、その特性を理解して
保護者がしっかりと守ってあげることが大切ですね。
いかがでしたでしょうか?
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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