小学校1年生になると、歯の入れ替えの時期に入ってくる子どもたちも多くなってきます。
・いくら歯磨きの仕方を教えても、言うことを効かない・・!
・仕上げ磨きから抜け出せない・・!
・虫歯予防に効果のある方法がわからない・・?
低学年の子どもさんをお持ちのママさんたちは、このような悩みをお持ちの方は多いでしょう。
今回は、仕上げ磨きはいつまで必要なのか?
特に小学校低学年のお子さんについて、虫歯予防に効果ある方法についてまとめていきますので、ぜひご覧ください!
Contents
小学校低学年の歯みがき事情~ママのお手伝いがまだまだ必要?
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小学校低学年時期は歯の抜け替え時期やむし歯になったときの恐怖感が増長する時期です。
子どもさんが小さなときから歯磨きはママが必ずチェックしますね。
小学校に上がっても、上手に歯が磨けているか最終チェックはママが見ていることが多いようです。
ライオンのクリニカのサイトにこのような事が載っていました。
「仕上げ磨きって、いつまでしてあげたらいいんでしょうか?」
A目安として小学校3年生までは、必ず保護者の方が歯磨きの仕上げをしてあげてください。
この頃までは、乳歯と永久歯が混合して生えており、歯並びが複雑なので、お子さまの歯磨きだけでは磨き足りません。
赤ちゃんの時のように全部磨く必要はありません
参照:子どもが6~9才時の歯や歯磨きのお悩みとその回答をご紹介しますより「予防歯科から生まれたクリニカ ママのお悩み相談室 6~9才の歯のお悩み」
http://clinica.lion.co.jp/trouble/07.htm
しっかりとした歯磨きも覚えていくのが小学生低学年の勉強です。
小学生の学習過程と同じで、3年生まではママさんたちの最終チェックは必要なのかもしれませんね。
虫歯や歯周病の予防のポイントに6歳臼歯(第一大臼歯)?
磨きの仕上げをするにあたり、虫歯や歯周病予防ポイントも知っておくことが大事になってきます。
多くの歯医者さんたちは6歳白歯(きゅうし)の大事さを伝えています。
6歳白歯とは、乳歯の奥歯のさらに奥に生え、6歳ごろに生えてくる永久歯です。
歯並びやかみ合わせの基本となる大切な歯ですが、奥の歯ぐきに少しずつ生えてくるため、生えてきたことに気づかない場合も多いようです。
公益財団法人ライオン歯科衛生研究所の阿部有美子さんはこのように話されています。
生えかわり期は、むし歯になりやすい!
6歳ごろを目安に、下の前歯から順番に歯が抜けて、代わりに永久歯が生えてきます。永久歯は12歳ごろまでにほぼ生えかわっていきます。
生えたばかりの永久歯は、歯の表面がでこぼこしていて汚れがつきやすいうえ、酸にも弱いため、歯垢などが付着しているとむし歯になりやすくなってしまいます。
しかも、成熟し安定した歯になるまでに約5年かかるので、その間は特に念入りなむし歯のケアが必要です。
参照:むし歯になりやすい小1の子ども むし歯予防3つのポイントより
乳幼児~小学生パパ・ママのための情報サイト 小学館ファミリーネット小学館
https://sho.jp/topic/1195
生えたばかりの6歳白歯は、酸に弱くてかみ合わせの溝が深くてとくにむし歯になりやすい歯です。
ママさんが必ずチェックして、磨きの仕上げを徹底したほうがよいでしょうね。
様々なむし歯予防の考え方
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むし歯を確実に除去する方法は永遠の悩みかもしれません。
しかし、出来ることを確実にやっていけば理想の予防に近づくことが出来るかもしれません。
歯はケアをしていれば、一生使えるものです。
これから様々なご家庭の虫歯予防に対する考え方をご紹介しましょう。
・食べた後の歯みがき習慣
・小学校低学年までは親が行う仕上げ磨き
・定期的にフッ素塗布をする。
・第一大臼歯は虫歯になりやすく歯ブラシが届きにくいのでピンポイントで磨く
基本とも言えることが大半ですが、このやり方を確実にやっていくことは安易ではありません。
親としては基本的なことを重視し、むし歯になる前にしっかりケアをして、子どもの歯を守りましょう。
まとめ
今回の内容は、改めて基本の6歳白歯の重要性や基本的な歯みがきのやり方、そして3年生までの仕上げ磨きの重要さが学べたのではないでしょうか。
これからママさんには忙しい時間の合間をぬっていただき、お子様の大事な歯を守る過程を親子で築いていただけたらと思います。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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