ハウスダストには花粉やカビ、ダニ、バクテリアなどのアレルギーの原因となる物質が含まれているのってご存知ですか?
自分は大丈夫!と思っていても、ハウスダストに含まれる物質でアレルギーになる可能性があります。
そんなハウスダストが原因となる、子どもが咳や鼻水から守るための対策についてまとめましたので、ご紹介していきますね!
Contents
ハウスダストとは・・そもそも何か?
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ハウスダストとは、ホコリの中でも特に1㎜以下の肉眼では見えにくいものを意味しています。
ハウスダストには、衣類などの繊維クズ・ダニの死骸やフン・ペットの毛・花粉・タバコの煙・カビ・細菌など、様々なものがあり、アレルギー疾患の原因として多くを占めています。
この中で、ダニが大きなアレルゲンと言われ、気管支喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などを引き起こします。
ダニの死骸やフンは空気中に舞ってしまうほど細かくて小さいものです。
それらを吸入することでアレルギー症状を発症してしまうと言われています。
ハウスダストの原因は?
先述の部分で少し触れましたが、改めて原因についてまとめていきますね。
1. 布団や絨毯などに潜むダニ
家のホコリをはじめ、人やペットの毛などを餌として繁殖するダニは、死骸もハウスダストによる症状を引き起こす最大の原因となっています
2. 人やペットの毛、フケ、虫の死骸やフン
家の中のホコリには抜け毛やフケ、ゴキブリなどの虫の死骸やフンが含まれていて、ハウスダストによる症状を引き起こす原因となります。
またこれらのハウスダストを放置すると、ダニの栄養源となり、ダニを増殖させて症状を悪化させる悪循環になります
3. 室内の空気中のカビや細菌
浴室やキッチン、家具の裏の壁など、湿度の高い場所に目に見えるほどのカビが生えていたら、その胞子が大量に飛散し、空気中に浮遊している可能性があります。
カビの胞子や室内の細菌もハウスダストによる症状を引き起こす原因の1つで、現代の住まいは密閉度が高く、湿度が高いためカビや細菌が発生しやすくなっています
4. 室内に侵入した花粉
代表的なものでは、スギやブタクサの花粉があります。
スギは2~5月頃、ブタクサの花粉は8~10月頃に飛散します。
この時期に窓を開けたままにしていたり、外に布団を干していると、家の中にも花粉が入り込みハウスダストによる症状の原因になります。
ハウスダストの症状(疾患)は?
以下のようなものがある、と言われています。
アレルギー性鼻炎…鼻水・鼻づまり・くしゃみなど
アレルギー性結膜炎…目の痒み・充血・腫れ
アトピー性皮膚炎…赤い湿疹・炎症・痒み
気管支喘息(小児)…小児喘息に移行することが多く、慢性的な喘息持ちの可能性
気管支喘息(成人)…息苦しくなり激しい咳や発作の誘発
上記のような症状や疾患が心配な場合には、早めに(子どもの場合は小児科)受診しましょう。
ハウスダストから子どもを咳や鼻水から守るための対策とは?
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対策次第では、アレルギーの発症を抑えることが出来ます。
子どもにアレルギー症状が出ないように対策を行っていきましょう。
掃除機・拭き掃除をする
ダニ対策には掃除が大切です。
家の中にホコリがあると、アレルゲンを放置しているようなもので、子どものアレルギーは良くなりません。
こまめな掃除を心掛けましょう
布団を干して、掃除機をかける
布団を干しても表側にいる一部のダニは布団の裏側に周り隠れます。
布団を干した後、取り込む時には、布団の両面に掃除機をかけます。布団用の専用掃除機を使うと良いです
コインランドリーを利用する
熱に弱いダニは50℃の熱で20分以上、60℃の熱なら一瞬で死滅すると言われ、ここで役立つのがコインランドリーの乾燥機です。
コインランドリーの乾燥機は約60℃なので、丁度ダニが死滅します
アレルギー対策の寝具を購入する
ダニは中綿が天然素材の布団を好みます。
布団の素材はポリエステルやウレタンがオススメです。
他にも寝具全てのカバーを防ダニにすることを徹底しましょう
免疫を高める食事
免疫力を高めるためには栄養バランスの取れた食事が重要です。
タンパク質は免疫細胞を作り、免疫力をアップさせます。
ビタミンやミネラルは、粘膜を強くする効果があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ハウスダストの中でもダニが大きな要因となり得る
アレルギーを避けるためにも掃除や布団干し後の掃除機使用が大切
免疫を高めるためにバランスの良い食事を心掛ける
アレルギーの症状かどうかは受診して調べる必要があり、症状がある場合には早めに受診する
ハウスダストは多くの人がアレルギーを持っているため、日常生活の中で注意していくことが大切ですね。
以上がハウスダストの原因・子どもを咳や鼻水から守るための対策でした。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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