1歳過ぎたら大人と同じ食事で大丈夫?栄養や料理の味付けの工夫も

離乳食は大人が食べている食事と味付けも硬さも違いますが、煮物など煮るまでは一緒に煮て、とりわけて子どもの分だけ別に味付けをすれば良いのですが、これもなかなか面倒ですよね・・・?

いつから同じものを食べられるようになるのでしょうか。

同じ食事だとママの手間もぐっと減りますしね・・ということで今回は、そんな1歳過ぎの子どもの食事について調べましたので、ぜひご覧ください!

Contents

離乳食完了期はいつまで?

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離乳食完了期は1歳から1歳半くらいと言われていますね。

パクパク期と呼ばれています。

この離乳食完了期を終え、普通の食事に移る目安は以下の通りです。

・歯がしっかり生えている
・3回食を残さず食べることができる
・食事で栄養が取れている

離乳食完了期を終え、大人と同じ食事に移るには、ある程度歯がしっかり生え、歯を使って噛めるようになることが必要です。

乳中切歯と乳側切歯と呼ばれる上下の前歯の4本ずつと、第一乳臼歯と呼ばれる上下の奥歯4本ずつが生え、噛むことができていれば良いでしょう。

歯が生えるスピードには個人差がありますので、歯が生えるのが遅い子は歯茎で噛む習慣をつけましょう。

離乳食があまり好きではなく、母乳やミルクが大好きな子はまだ離乳食を終えるのは早いかもしれません。

個人差がありますので焦らずに離乳食のステップを進めていきましょう。

食事だけで栄養が取れていない子はまだ離乳食を終えるのは早いかもしれません。

母乳やミルクは精神安定剤の役割を果たしている子も多いので焦って止める必要はありませんが、最低限の栄養は食事からとることが大切になります。

1歳過ぎたら大人と同じ食事で大丈夫?

離乳食完了期を終え、硬さは大人と同じ硬さにできますが、味付けは大人の味付けよりも薄味を心がけます。

一般には2~3歳までは幼児食といって薄味にするべきだと言われています。

つまり、離乳食が終わっても大人と全く同じものを食べられるようになるわけではないということです。

ご家庭によっては薄味の味付けの家庭もあると思います。

そういった家庭はさほど気にしなくても良いかもしれません。

日ごろ、濃い味付けの家庭は子ども用は取り分けて、別で味付けをするのも良いですが、子どもに合わせて少し薄めの味付けにすると減塩になり健康的かもしれませんね。

食べさせてはいけないもの、注意点は?

大人と同じものが食べられるようになると嬉しくてついつい何でも食べさせたくなりますが、食べ物によっては危険なこともあります。

食べさせてはいけないものは以下の通りです。

・お餅
喉に詰まらせる恐れがあります。

お正月に高齢者が餅を喉につまらせて救急搬送・・・なんてことは良く聞くと思いますが、

小さい子どもも高齢者同様、噛む力・飲み込む力が弱いからなんですね。

したがって小さく切った餅でも、喉に詰まらせる恐れがあるので与えないようにしてください。

・そば
アレルギーを起こす可能性が高いので、消化器官が発達する3歳くらいまでは与えないようにしましょう。

・菓子パンや調理パン
油分や塩分、添加物が多いので控えたほうがよいでしょう。

バターロールやクロワッサンなどもバターがたくさん入っているので控えたほうが良いです。

また菓子パンは糖分が多すぎです。

与えたければ、手作りをすると良いでしょう。

・ナッツ類
アレルギーを起こす可能性も高く、のどに詰まらせる可能性も高いので3歳までは控えましょう。

・刺身や寿司などの生もの
子どもは消化器官が弱いため食中毒になりやすいです。

ですので、生魚は控えましょう。

また、アレルギーの有無にかかわらず生卵も控えたほうがよいですね。

ちなみに貝類は火を通しても与えてはいけません。

・ハムやソーセージなどの加工肉
添加物が多いうえに塩分や油分も高いです。

小さい子にはまだ早い食材ですので、もし与えるのであれば無添加ものもがよいです

・こんにゃく
喉に詰まらせる可能性が高いので与えないようにしましょう。

・インスタント食品
添加物や塩分が多いので控えましょう。

マヨネーズ等の調味料は卵アレルギー等がなければ与えても問題ありませんが与えすぎには注意してください。

栄養や味付けの目安は?

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子どもは活動量が多いですが、一回に食べられる量は限られています。

ですので効率よく栄養を摂取していくことが大切です。

栄養について、こだわると色々とややこしいのでまずは次の三つの食材について意識してください。

・体を作る食べ物(肉・魚・乳製品・大豆など)
・エネルギーのもとになる食べ物(ご飯・パン・麺など)
・体の調子をととのえる(野菜・果物など)

この3つが1回の食事でバランスよく入っているかを考えてください。

味付けについては1回の食事で塩だと小さじ1/5、醤油だと小さじ2/3くらいまでを限度にしてください。

塩か醤油はどちらか一方のみを使用した場合の量なので、両方使うときは減らしましょう。

糖分は砂糖の場合4gくらいが目安です。

油分は小さじ1くらいを目安ですね、そして油はオリーブ油が適しています。

バターやマーガリンは無塩のものを選び、風味付け程度に使用する程度にしたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

子どもの分だけ別の味付けで作るのって大変ですよね。

でも1歳半をすぎたからといって大人と全く同じものを食べられるようになるわけではありません。

3歳くらいになると食べられるようになるものも増え、大人の食事に近づきます。

しかし消化器官が発達するのは7~8歳ごろという話もききます。

それまでは薄味を心がけることが大切になってきますので、参考にしてみてください。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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