あなたもお子さんが5、6歳になると小学校への進学も考え家庭で漢字や計算などの勉強を教え始めたほうが良いのだろうか?などと考えたことはありませんか?
特に周りのママ友が家庭で教えていたりすると不安に思ったりしますよね。
そこで今回は、6歳頃のお子さんが漢字や計算の勉強が必要かどうか見ていきたいと思いますので、ぜひご覧ください!
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保育園・幼稚園では漢字や計算など教えているの?
自分の通う保育園では、漢字や計算などの勉強は教えていないようだけど、他の保育園や幼稚園ではどうなんだろう?と疑問に思ったりしますよね。
まず、公立の園と私立の園でも異なってきます。
公立の園では自治体が運営しており指導方針も幼稚園ではれば文科省、保育園であれば厚生省による指導要領をもとにしているため、ほとんど漢字や計算などを教えたりはしていません。
逆に私立の場合、運営が学校法人や社会福祉法人などが多いため、学習などに力を入れたり自由でのびのびとした保育方針など園により指導方針が変わってきます。
よく言われる「お受験」を意識している園では、漢字や計算などの学習にも力を入れているようです。
そして、保育園よりは幼稚園のほうが学習に力を入れている傾向があるようです。
漢字や計算の勉強は必要なのか?
では、実際に幼少期から漢字や計算の勉強は必要なのでしょうか?
ここからは、保育士としての私個人の意見になりますが、幼稚園、保育園に通っているうちは、漢字や計算の勉強は必要ないと思います。
なぜならこの時期は、友達との遊びを通して社会性を身につけたり友達や周りの大人とのコミュニケーション力だったり初めての経験を通して新たな発見をし成長をしていくのです。
この時期にこの体験はとても必要なことなので遊ぶ時間を削ってまで勉強をする必要はないと思います。
ただ、普段の会話の中で子どもが漢字や計算に興味を示したら教えてあげましょう。
例えば子どもが漢字を指さして「これ何て書いてあるの?」と聞いてきたら読み方や漢字の意味を教えてあげましょう。
これは、子ども自身が漢字などの文字に興味を持った瞬間でもあるので自然に知識として身に付きます。
また、小学校に上がったときにも抵抗なく勉強をするようになると思います。
逆に小学校に上がってから勉強についていくのが大変になるといけないからと言って、意図的に勉強の時間を作り子どもの意思とは関係なく、漢字や計算の勉強をさせても興味がなければなかなか身に付きません。
下手すると勉強嫌いになってしまう可能性もあります。
そうなってしまうと小学校に上がってからもなかなか勉強をしなくなってしまうという事態になりかねません。
それでも勉強を教えたい!!その場合はどうしたらいい?
それでも周りのママ友が子どもに勉強を教えていたり、学習塾などに通わせていたりしたら不安になりますよね?
そんなときは、少しずつ子どもの負担にならないよう教えるようにしましょう。
毎日計算の勉強の時間・漢字の勉強の時間などと決めてしまうと子どもに負担になってしまいます。
そのため勉強の時間は作らずに、漢字の書いてある積み木を置いておいたり子どもがよく目にするところに漢字の表を貼っておいたり、おままごとの中におもちゃのお金を用意するなど、子どもが自然と漢字や計算に触れられる環境を作ります。
そして子どもが漢字や計算に興味を持ったときに教えるようにします。
そうすることで子ども自身は、勉強をしている意識はなくても遊びの中で漢字や計算を覚えていくことができます。
また、覚えた漢字が読めたときなどは、しっかりと褒めてあげるようにしましょう。
子どもも大人も褒められると嬉しいです。もっといろんな漢字や計算を覚えようという意欲に繋がっていくと思います。
いかがだったでしょうか?
あくまでも無理強いはせずに、遊びの中で自然に覚えられるような環境で楽しくできたらいいですね。
是非参考にしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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