仕事で成果を出すために、コーチングを取り入れている人が増えてきているのをご存知ですか?
なぜかというとコーチとのやりとりの中で、本質的な課題に気付くことができるからなんですね。
ビジネスでの成果に影響が出てくるコーチングがなぜ有効なのか?
そもそもコーチングとは何か?
今回はビジネスでも重要となる「傾聴」についてまとめてみようと思いますので、ぜひご覧ください!
Contents
傾聴することと聞くことはどう違うの?
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「他人の話をよく聞きましょう」
というのは、仕事においてよく言われる話ですね。
相手が部下だったり、一緒にプロジェクトを進めるメンバーだったり、多くの人とコミュニケーションを取りながら、仕事は進んでいくものです。
当然ですが相手と自分は違う価値観を持っていますよね。
例えば、同じ言葉一つとっても、認識している意味が異なることがよくあります。
この認識確認をしっかりしなかった結果、違う行動が発生するケースって経験したことありませんか?
プロジェクトの目的や目指しているベクトルが違う方向を向いているときがあると、チームとして前に進めないですね。
そうしたとき、意見や考えのすり合わせをするために、相手が考えていることや感じていることをしっかり「聞く」必要があります。
ただし、相手が話している言葉を、ただ自分の耳で聞いている状態から、もう一歩深く「聞く」=傾聴することをお勧めしたいのです。
傾聴とは、一言で言うと、相手が言葉にしていない雰囲気やエネルギーといったものを、自分の五感をフル活用して「聞く」と言う次元の話なんですね。
なぜ傾聴が必要なのか?
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では、なぜそのレベルまで「聞く」ことが重要となるのでしょうか。
例えば仕事で、部下や後輩から相談されたとします。
「こういう悩みがある、こういうことがうまくいっていない・・」
など話をしてくると思うんですね。
でも相手が言葉にしていることベースでアドバイスしたとしても、前提として、相手が言葉にしていることが正しい課題でなかったら、それは的外れなアドバイスになってしまいます。
相手の話を聞きつつも、相手自身が言葉にできていない、気がついていないであろうところまで傾聴してあげることで、相手が気がついてもいなかった真の課題に到達することができます。
理屈や論理的に、問題だと思っている次元から、直感や感覚で感じる課題までジャンプできる可能性があるのが、傾聴のすごいところ。
そのためにも、相手の言葉を聞きつつも、自分の感覚全てを使って、相手の全体を見てあげることが大切ですね。
傾聴することで質の高い「問い」がうまれる
傾聴を大切にしながら、コミュニケーションをしていると、「あなたが話していること以外に、こういうことってないですか?」と直感で感じることがうまれてきます。
話の流れから少しジャンプしたような、質の高い「問い」を相手にぶつけてみることで、相手自身も気がついていなかった原因や課題に気づくことが多くなってくるのではないでしょうか?
さらに傾聴を習慣化すれば、自分自身にそのような質の高い「問い」を投げることにもつながり、より一層自分の課題に気がつけることができますよ。
そうすると、仕事で成果を出すために本当に今、必要なことにフォーカスして行動ができるので、成長も早く、高いパフォーマンスが期待できます。
自分自身の成長のためにあれこれ取り組む前に、傾聴のスキルや習慣を身につけ、自分自身のupdateを継続できるようにしていきたいですね!
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。
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