ロールプレイの意味と効果が期待できる具体的なやり方・注意点について

上司と部下、取引先との人間関係、仕事では様々な人間関係で悩むことがあると思います。

そのような時、ロールプレイの手法を使って予め相手の立場になりきって演じてみることで、いろいろなことに気づけます。

ここではそのロールプレイの意味とやり方、どのような効果が期待できるのかをまとめてみます。

ロールプレイの意味とは?

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ロール(role)とは英語で、日本語に訳すと「役割」です。

プレイ(play)も同様に日本語にすると「演じる」という意味になります。

要するに、「役割を演じてみる」ということですね。

仕事におけるロールプレイとは、相手の役割を演じてみることで、リハーサルをすることです。

そうすることで、事前に注意しておくことや、これまで気づけなかった他の選択肢に気がつくことができ、本番で成功につながりやすくなります。

では、ロールプレイをするにあたり、どんなことに注意して行えばいいのでしょうか。

ロールプレイのやり方と注意点

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(1)想定するシーンを設定し、リハーサルを行う

取引先との営業、上司とのやりとり、などまず想定するシーンを設定します。

同僚などに協力してもらい、「相手」になってもらいましょう。取引先との営業のシーンであれば、どのように相手は言ってくるのか、性格や言葉づかいはどうか、などを事前にインプットしてあげると、リアルなリハーサルになってきます。

ここでの注意点は、長くやり続けない、ということです。ロールプレイを始めたら、お互いに役割を演じ、その想定したシーンに入ってコミュニケーションをとることが大切です。

その上で1−2分たったら終了し、ロールプレイをやってみてにどのようなことに気がついたか、振り返りを行うことが効果的ですね。

 

(2)相手の立場を、自分が演じてみる

取引先との営業のシーンであれば、今度は自分自身が取引先の顧客を演じてみましょう。

同僚などには営業担当を演じてもらう、ということです。

その上で1−2分程度、ロールプレイを行ってみましょう。苦手とする取引先の顧客であれば、どのように受け答えするか、など一通り役割を演じてみるわけです。

そうすることで以下の2つの効果がうまれます。

【1】取引先の顧客の立場や考え、感情に気がつくことができる

【2】「自分」役割を演じてくれた同僚を見ることで、客観的に「自分」を見ることができる

【1】は、相手になりきって自分で演じてみるため、相手のことを深く理解することにつながって効果的です。

【2】についても、他人だったらどのように振る舞うのか?自分と同じ・違うところはどこか、などに注目することで、自分自身のコミュニケーションの幅が広がりますね。

このように、ロールプレイには、自分の中になかった考え方やコミュニケーション方法に気が付けるというメリットがあります。

ぜひ同僚などにリハーサルをやってもらえるようにお願いして取り組んでみてください。きっと、自分が望むパフォーマンスを発揮できるようになりますよ!

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