仕事では、新しく加わったプロジェクトメンバーや、社外の取引先などと信頼関係を早期に構築できたほうが、成果を上げやすいことは自明です。
では、具体的にどんなところに注意しておけば、よいのでしょうか?3つのポイントをご紹介したいと思います。
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(1)信頼関係構築のファーストステップは自分にも他人にも正直であること
まず一番大切なのは、ビジネスにおいて誠実な言動ができることが重要となります。
相手に対してウソがなく、正直であること。
そして自分に対しても、正直であることが大切です。
「自分に対して」とは、例えば自分があまり理解できていない仕事を任されたときは、正直にそのことを伝えて教えてもらうことだったり、会議の中でわからないことがあれば、質問することも含まれます。
自分があまりわかっていないのに、わかったつもりで行動してしまうことは、自分に対して正直であるとはいえず、結果そのままズルズル・・といってしまい、あとで大きなトラブルになってしまう可能性が高いです。
(2)自分が感じたことを話して質問をする
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相手とのコミュニケーションをしている中で、自分自身がこれまで経験したことや、気が付いたことを遠慮せずに口に出すことも、信頼関係を構築するうえで大切です。
相手の話をよく聞くことは必要なのですが、聞くだけで終わりではなく、わからないところを質問したり、感じたことを伝えてあげることで、相手との会話に深みが増してきます。
質問といっても、思いつかない場合があるかもしれませんが、「確認ですが・・」と自分が理解した話を述べて、相手が伝えたかったことと齟齬がないかどうかを確認することが必要です。
そうすることで、お互いの認識がクリアになりますし、相手の話に興味をもって聞いている状態をつくることができます。
(3)相手の話を繰り返していくことで理解を示す
相手が話している内容を、そのままリピートしてあげることも、信頼関係を構築する点において、大切です。
例えば、
リーダー:「このプロジェクトはとても重要で、失敗が許されないものです」
と話があった場合、
自分:「なるほど、重要で失敗できないプロジェクトなのですね」
と相手の話を繰り返してあげるだけでも、相手の話に理解や共感を示すことになります。
相槌をうって話を「うん、うん」と聞いていることも効果がありますが、できればリピートしてあげることで、相手の話をしっかり受け止めている状態を具体的に示すことがポイントです。
以上、3つのポイントを挙げさせてもらいました。
言葉にすると簡単ですが、意識しないとなかなか実践できないことが多いです。
ぜひ、トライしてみてください!
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