新入社員が職場になじむためには?新しい環境に適応するヒントとは

街を歩くと初々しい新入社員らしき若者を見かける時期になりましたが、自分もかってはこのような時があったのだな、と懐かしく思うと同時にその頃の何となくの不安のようなものを思い出します。

新入社員は仕事や周囲の先輩に対して、どうしても気後れのような心理状態になりがちで、結果的に職場に馴染めない傾向に陥りやすいところがあると思います。

個人差が大きいと思いますが、概して外向的な人間よりは内向的な人間のほうがその傾向が強く、これが高じるとわずか2、3ヶ月で会社を辞める人もいますね。

では、新入社員が職場に馴染むためには、どうすればいいのでしょうか。

そして、職場という新しい環境に適応するにはどのような意識、心構えを持てばいいのでしょうか。

この点について、私の経験を踏まえてヒントになるようなことを以下にお話していきたいと思います。

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新入社員と先輩の意識

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職場になかなかなじめない新入社員は、自分の心理状態をまず整理してみましょう。

以下は整理のためのヒントとなるかも知れません。

・プロとして仕事をすることに対する漠然とした不安(これは簡単に言えば未経験のことに対する不安ですよね)
・仕事でミスをしたときに自分にどんな怖いことが起きるのかという不安
・先輩からきついお叱りを受けるのではないかという不安、先輩の性格が分からないという不安

など、様々ではないでしょうか。

次に、先輩が新入社員に対してどんな意識を持つのかを想像してみましょう。

以下はそのヒントになるかも知れません。

・先輩たるもの、社会経験のない新入社員に対して社会の厳しさを知らせしめてやろうといきまく気持ち
・自分は仕事ができることをアピールしたがる気持ち
・早く一人前になって欲しいという一心で厳しく指導をしたいという気持ち
・自分の手間隙を軽くするために雑用をさせたくなる気持ち

こちらも実に様々な意識が、先輩の心の中で飛び交っているのではないでしょうか。

当たり前のことですが、先輩は自分より入社のタイミングが早いという違いだけであり、それ以外に先輩が自分に比べて特別な優位性を持っている要因はないのです。

勿論、これは一般論での話であり、個々には各自の努力や特性による差は出てきます。

そんなことは勿論、誰だって分かっていることですが、日々の職場の中ではついつい気後れの心理が強くて、そのことを忘れがちになるので、時々このことを思い返すようにしましょう。

それだけも、気持ちが軽くなるでしょう。

そして、半年もしない中に、新入社員特有の負の意識は薄らいでいくということは大きなポイントではないでしょうか。

先輩への接し方はどうすればよい?

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仕事を一日も早く覚えるにはまずは、先輩から様々なことを吸収しようというマインドが必要です。

そのためには問題意識を強く持って、どんどん質問をするようにしたいものです。

質問は先輩の仕事の邪魔にならないようにタイミングに気を使う必要はありますが、あまり遠慮しすぎるとなかなかチャンスがないので、ある程度の図々しさはあってもいいと思います。

いい先輩なら、尋ねられた時に忙しくて説明できなくても、熱心さを評価しつつ、後刻にチャンスをくれるでしょう。

また、新入社員の中はどうしても雑用を頼まれることが多いですが、この時期は勉強になることが多いので、雑用もしっかりとこなすようにしたいものでです。

ここでも、問題意識を強く持っていれば仕事のためになる何かを得る機会になるでしょう。

仕事を少しでも早く覚えようという気概を持って先輩に接していれば、否が応でも職場に馴染まざるを得ないでしょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上、新入社員が職場という新しい環境に適応するためのヒントになったでしょうか。

逃げではなく、前向きの気持ちを持ちさえすれば、何事も好転しやすいのが世の常ではないでしょうか。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。

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