飲み会などで、新人が幹事を任されることは多いでしょう。
幹事は気が重いということもあるかも知れないですが、自分をアピールできるチャンスにもなり得ると前向きに考えてみてもいいのではないでしょうか。
飲み会は仕事ではなく、プライベートタイムではありますが、その場にいる人は仕事上の先輩であることを考えると、自分をアピールするメリットは十分にあるでしょう。
そのためには、幹事をする上で押さえておきたいコツもあれば、気を付けるべきこともあるので、その辺りについてお話をしたいと思います。
飲み会で配慮すべき観点について
幹事が配慮すべき点がいくつかあります。
日程、店の選定、集金方法、盛上げ方といった4つの観点について考えて見ましょう。
【1】日程
日程の決め方ですが、歓送迎会のように主賓となる人がいる場合には、その人が参加出来ることが必須条件ですので、まずは、その人の都合を確認して日程を決めなければならないですよね。
そして、日程は早めに伝達したほうが、参加人数が多くなりやすいものなので、そのためにも日程を早目に決めるようにしましょう。
【2】店の選定と予約の入れ方
メンバー構成(若い女性が多い、若い男性が多い、年配の男性が多い・・・・)によって嗜好も変わるので、それを考慮して、店選びをしましょう。
飲み会は休日ではなく、平日のアフターファイブに開催するため、当日になって、仕事が終わらない人も出てくるでしょう。
そのため、参加人数が予約人数よりも減ることは普通にあると思います。
その場合に、減った人数分のキャンセル料を取られることがないかどうかを確認しましょう。
そして、取られるとしたら、当日の少々の人数の増加には対応できるかを確認して、対応できるなら、参加予定人数よりも、少なめの人数を伝えておくようにしましょう。
そうすれば、キャンセル料が発生するリスクを減らすことが出来ますよね。
【3】集金方法
人は、お金が戻るのは気分がよく、お金を追加で払うのは気分が悪く感じるものです。
同じ4500円を払う場合、4000円を先に払って、後で500円追加するよりは、5000円を先に払って、後で500円戻ってくるほうが、気分がいいのではないでしょうか。
従って、予想される金額よりも多目に会費を徴収しておくほうがいいということですね。
絶対にやってはいけないこととして、もし、飲み会の場でお金が不足した場合に、その場で参加者全員からお金を追加徴収する行為です。
場の空気がしらけること、間違いなしです。
万が一、そうなった場合には、最年長の人に不足分を一時的に借りて、後日、幹事が全員から一人分の不足分を徴収して、借りた人に返済をするようにしましょう。
【4】盛り上げ方
飲み会を楽しく盛上げるためにちょっとしたイベントを計画するのもいいですよね。
カラオケ、クイズ、余興、ゲーム等様々なものがありますが、メンバー構成や、参加人数を考慮して選べばいいと思います。
組織の中には、宴会部長と呼ばれるようなムードメーカーが一人や二人はいると思うので、そのような人の協力を得ることもポイントとなるでしょう。
協力の得方として、アイデアを出してもらうというやり方もあれば、飲み会の進行をその人に全面的に任せるというのもいい方法だと思います。
ムードメーカーが進行すれば、場の空気は大いに盛り上がることでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
飲み会の最も大きな効果は、人間関係をよくすることだと思います。
飲み会という場では仕事の場では見ることのできない、人の性格が現れることもあるため、余り好きでなかった人が好きになることもあるでしょう。
勿論、逆の場合もありますが、いずれにしても仕事仲間についてよく知ることが出来ることは悪いことではないでしょう。
最後までお読み頂きまして有難うございました。
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