ルテインを多く含む食品や効果は?目に与える影響と副作用について

普段からサプリメントを買っている人はルテインという名前を見たことがあるかもしれませんね

ルテインとは600種類以上あるカロテロイド(天然色素)のひとつで、黄色の色素です。

身近な食品では、ほうれん草やコマツナなどの緑黄色野菜に多く含まれています。

ブルーベリーなどに含まれるアントシアニン(紫色の色素)は眼精疲労に効くといわれてますが、ルテインには眼病予防の効果があるとされています。

テレビやパソコン、スマートフォンなどに触れる機会が多い現代人の目には、大きな負担がかかっているといえます。

眼病にかかって低下してしまった視力は、改善はしても元には戻らないことがほとんどです。

人間が得られる情報の8割以上が視覚によるものといわれていますから、目は大切にしなければいけませんよね。

ルテインには眼病を防ぐ力があるといわれていますが、具体的にどのような働きをしてくれるのかを今回はまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

Contents

ルテインが目に与える影響とは?

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ルテインは目にとってどんな存在なのでしょうか?

眼精予防にいいとされるルテインは、私たちの目に元からある色素なのです。

目の中でもレンズの役割をしている水晶体や、フィルムの役割をしている網膜の中心あたり(黄斑)に多く存在しています。

ルテインは目に有害といわれるブルーライトから目を守り、抗酸化作用によって目の酸化を防ぐ働きをしてくれています。

体が酸化すると正常な細胞まで破壊してしまうので、眼病の原因にもなります。

目の健康を保つために必要なルテインは、体内で合成することができずに減少していくため、食品やサプリメントから摂らなければなりません。

※体が酸化する・・つまりはサビるということですが、酸化(糖化とも言います)のメカニズムについてまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください!(お読みいただきましたら、またこちらにもどってきてくださいね)

https://failfastcatalyst.com/physical-health/3458/

ブルーライトから目を守ってくれる

近年、メガネのレンズをブルーライトカットのものにする人が増えていますよね。

ブルーライトは太陽の光(紫外線)と似た波長をもち、眼精疲労や眼病、睡眠不足や肥満の原因になるといわれています。

LEDの白い光にはブルーライトが多く含まれています。

スマートフォンをいじったり、テレビをみたりすることで脳が太陽の光を浴びていると錯覚してしまうのです。

夜にブルーライトを浴びることで自律神経が乱れて、睡眠障害や摂食障害の原因となってしまうこともあります。

紫外線に近いのならば、目に大きな負担がかかっているというのも納得ですよね。

ブルーライトに関する記事も書いていますので、まだお読みでなければこちらもご覧いただけると嬉しいです!(そしてお読みいただいたらまた戻ってきてください)

https://failfastcatalyst.com/physical-health/3043/

ルテインは「天然のサングラス」と呼ばれており、体内でブルーライトを防ぐ役割を果たします。

目の中でも重要な、水晶体や黄斑を直接守ってくれるのがルテインなのです。

加齢による白内障の予防

白内障とはレンズの役割をしている水晶体が濁ってしまう病気です。

原因はいくつかありますが、加齢によって引き起こされることが多いとされています。

水晶体はタンパク質でできているため、目の酸化や衝撃などによって白くなってしまいます。

タンパク質である卵の白身は混ぜたり熱したりすると白くなりますよね。

同じように水晶体も破壊されると白くなってしまうのです。

老化による白内障は目の酸化が原因といわれているので、抗酸化作用のあるルテインが効果的といわれています。

黄斑変性症の予防にも・・!

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加齢黄斑変性はフィルムの役割をしている網膜の中心部(黄斑)がゆがんでしまうことでおきるといわれています。

黄斑に異常が起きると、視界がゆがんだり、視界の中心が暗くなったり欠けたりします。

黄斑変性症は放置すると悪化していき、失明することもあります。

また進行を抑えることはできても、正常に戻すことはできないといわれています。

黄斑変性症もルテインによって予防ができるといわれています。

抗酸化作用があり、ブルーライトから目を守ってくれるルテインは眼病予防には欠かせない成分なのです。

ルテインに副作用はあるの?

さてそんな効果効能があるルテインですが、副作用はというと・・無いといわれています。

しかしサプリメントからルテインを摂取する場合は、原材料がアレルゲンとなる場合があるので、その点は注意してくださいね。

ルテインはマリーゴールドから抽出されているものが多いので、キク科のアレルギーがある人は緑黄色野菜などの食品で摂取することをお勧めします。

ルテインで眼病予防

眼病によって歪んでしまった視界は元どおりになることはありません。

最悪は失明することもあります。

目を酷使している人は、特に気を使わなければいけません。

ルテインが含まれているほうれん草やコマツナなどの緑黄色野菜は栄養価が高く、積極的に食べたい食材ですね。

毎日ほうれん草やコマツナを取り入れるのは難しいという方は、サプリメントで手軽に補うこともできます。

目を休める、ブルーライトカットのメガネにするなど、表面のケアも重要ですが、体の内側からもケアしていきたいところですね。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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