ココナッツは妊婦や子どもOK?気になる栄養効果と副作用についても

あなたはココナッツにどのようなイメージがありますか?

ビーチ沿いのヤシの木、大きな木の実、ココナッツリキュールやデザートなどを思い浮かべた方もいるでしょう。

でも名前は知ってはいるけれど、実際に見たことはないという方も多いですよね・・・?

ココナッツは、単子葉植物ヤシ科であるココヤシの木の実のことですね。

主に熱帯地方で栽培されており、日本では沖縄であっても育てることが難しいとされています。

そのため日本人にはあまり馴染みがないのかもしれませんが、近年エスニックブームが起き、ココナッツを使用した飲み物・料理などが以前より出回っているんですよね。

そのため、皆さんも一度は口にしたことがあるかもしれません。

今回は、ココナッツはダイエットや健康に効果があるといわれているんですが、具体的にどのような栄養効果があるのか?また妊婦さんだったり子どもも食べて大丈夫なのか?色々調べてみましたので、ぜひご覧ください!

ココナッツの注目すべき栄養効果

さて、まずはココナッツの栄養に関して簡単にご説明しておきますね。

ココナッツは主成分は脂質なのですが、脂質というと油?肉?というイメージあるかもしれませんが、ココナッツには中鎖(ちゅうさ)脂肪酸が多く含まれていることが特徴なんですよ。

中鎖脂肪酸って何?

まずこの「脂肪酸」というところから説明しますね。

脂肪酸とは、脂質を作っている成分と考えてください。

で、その脂肪酸は、分子レベルで構造を見ると2つのタイプに分けられるんですね。

1つが飽和脂肪酸、もう1つが不飽和脂肪酸、となります。

前者は乳製品や肉などに多いですね、ココナッツ油や、やし油など熱帯植物に多いです。

後者は逆に、植物や魚に多いもの、と覚えておいてください。

で、今回のココナッツは飽和脂肪酸なのですが、その中にもいくつか種類が別れていて、中鎖脂肪酸というものを含んでいます。

中鎖脂肪酸は文字通り、脂肪を構成している鎖のような構造が「長くなくて中くらい」ということで、母乳や牛乳などに多く含まれている
んですね。

中鎖脂肪酸の一番の特徴は?

長いものは長鎖脂肪酸(動物性脂肪や食用油に多い)という名称があるのですが。

こちらとの違いは、中鎖脂肪酸は消化が速やかにおこなわれることが特徴です。

よって、中鎖脂肪酸は体内に貯蔵されることなくスムーズに消化がおこなわれるため、エネルギーになりやすく、脂肪になりにくい脂肪酸なのです。

脂肪としてたまりにくいだけでなく、脂肪を燃やすなど様々な効果があるといわれています。

脂肪酸など栄養としての脂質に関する記事も書いております〜よろしければこちらもご覧いただけると嬉しいです!(お読みいただきましたら、またこちらの記事に戻ってきてください)

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中鎖脂肪酸が脂肪を燃やす仕組み

さて、ココナッツに多く含まれる中鎖脂肪酸ですが、これが脂肪を燃やすことを得意としていてダイエットなどに効果があることはご存知でしょうか?

この話をする前に、私たちの体がどんなふうにエネルギーを生み出して行きているのかを簡単に説明して行きますね。

体がエネルギーを作るメカニズム

人間の主なエネルギー源はブドウ糖といわれています。

ご飯とか、パンとか、パスタとか、炭水化物に多く含まれていますよね。

このブドウ糖でつくったエネルギーは食事として獲得しています。

ところがこのブドウ糖エネルギーが無くなると、体内では、脂肪を消費してエネルギーを作り出すメカニズムが働き始めるんですね。

糖質制限でやせる!といわれているのはこのためですね。

脂肪からつくられたエネルギー、それがケトン体と言われるものなのです。

ケトン体とは何か?

糖質制限を続けると、体内でエネルギーを生み出すメカニズムが代わり、ケトン体をエネルギーとすることで、脂肪を燃料にするモードに体が切り替わるんですね。

つまり、中鎖脂肪酸からエネルギー(ケトン体)つくることで、ブドウ糖が残っていても脂肪を燃焼することができるようになるのです。

ただしブドウ糖がたくさん余っているとケトン体をエネルギーとすることが出来ないので、ケトン体ダイエットでは適度な糖質制限をすることが重要となります。

ということでココナッツの栄養効果として一番大きいのは、ココナッツに多く含まれる中鎖脂肪酸。

これが体内をケトン体モードにして脂肪を燃やしてエネルギーを作ってくれるようになること、ですね。

アルツハイマー(認知症)の改善にも

ダイエットなどに効果があるココナッツなのですが、ケトン体はアルツハイマーの改善に効果があるといわれているので驚きですよね。

脳を動かすための唯一のエネルギーはブドウ糖だけである、なんて言葉をあなたも聞いたことがあるかもしれませんね。

近年の研究で、ブドウ糖だけではなくケトン体も脳のエネルギーとなることがわかってきました。

そのため、アルツハイマーによってブドウ糖をエネルギーにできなくなってしまっている脳に、ケトン体が重要なエネルギー源となるということです。

糖質制限が流行っているのもこの理由からですね、すなわちブドウ糖(ご飯・パン・パスタなど炭水化物)が少なくても、脳や体が機能するというわけですから。

妊婦さんや子供にもおすすめなココナッツ

ココナッツには葉酸やカリウムが含まれているため、妊婦さんにオススメの食材です。

葉酸を摂取することで、赤ちゃんの先天性障害のリスクを大幅に軽減することができるといわれています。

カリウムはむくみ予防の効果があるので、むくみやすい妊婦さんの味方となってくれるんですよ。

子供が食べても問題はなく、カレーやお菓子などにココナッツミルクを入れることでマイルドな風味になるのでオススメです。

気になる副作用は・・?など注意点について

さて気になる副作用ですが、特にないといわれています。

ただ、食品なのでもちろんアレルギーの可能性はあります。

異常を感じたり、体に合わないと思った場合は食べるのを控えてくださいね。

また脂質が多いために、胃腸が弱い人は下痢や腹痛の原因となってしまうことがあります。

消化機能が安定していない離乳食時期の赤ちゃんに与えるのは控えたほうがいいですね。

ココナッツの食べ方でおすすめなのは・・?

ココナッツは胚乳(白い果肉)から取れるミルクやオイルです。

胚乳の中にあるココナッツウォータなどがありますしね。

オイルは普段の揚げ油や炒め油の代用として使うことが出来ます。

冷やすと固まるためバターの代わりとして使うこともできるそうです。

ミルクはカレーやお菓子、ドリンクなどに使用するのがオススメ。

ココナッツの風味を効かせたエスニック系の料理にぴったりです。

料理に使うのは難しそう。と思った方は市販のココナッツウォーターや、ココナッツのデザートを購入してみるのもいいのではないでしょうか。

万能と言われるココナッツ

ココナッツオイルは食用以外にもさまざまな用途があります。

ボディオイルがわりに体に塗ったり、マッサージオイルとして使用することができます。

塩や砂糖を混ぜるとスクラブとしても使えます。

ココナッツの香りでリラックスできそうですね。

食用で香りがするのは嫌という方には、香りのしないココナッツオイルなんてものもあるそうです。
食用としても、スキンケア用品としても使えるココナッツ。
機会があれば試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。

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