会社に入ってから日も浅く、会社に対して戦力になりきっていない時期に、風邪や体調不良で会社を休みたい時にはジレンマが起きるのは至極当然なことと思います。
休めば、上司や先輩からどう思われるか、何を言われるかなどが頭を過ぎることでしょう。
休むか否かについては、実質的な観点で判断すべきだと思いますが、そうは言っても、新人であるが故の、悩ましい判断もしなければならいことも多いでしょう。
新人が休める基準をどう考えるか、この辺りについて考えたいと思います。
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会社を休める基準の考え方
風邪など、体調不良になった場合、会社を休むかどうかについては、以下の3つの観点で考えればいいと思います。
〔仕事を出来るレベルの体調かどうか〕
体にかなりの負担をかけるような仕事や作業であれば、出社しても仕事が出来ないこともあり得るので、そのような場合には無理に出社しないという判断をすべきだと思います。
〔休むことによる会社や職場の仲間が受けるダメージ〕
職種、業務内容、タイミング、職場のメンバー構成などにより、自分が休むことによる影響は千差万別です。
営業職なら、担当しているお客様と打合せの約束をしていた場合、打合せ内容によって自分の代わりを勤める人間がいる場合、いない場合があります。
後者の場合は、お客様とのその日の打合せをキャンセルするしかありません。
これはお客様に迷惑をかけてしまうことになるので、頑張って出勤すべきケースとなるでしょう。
社内での会議が予定されていて、自分がそこであるプレゼンをすることになっていれば、休むことにより、周囲に迷惑をかけることになるので、やはり頑張って出勤すべきでしょう。
そして、その日は会議や打合せもなく、資料作成のように自分一人だけで行う作業だけしか予定されていないのなら、無理して出勤することはせず、体調回復に専念するほうがいいでしょう。
新人だからという理由で、休める基準を厳しくすることはないと、筆者は考えていますが、休む時の連絡や体調が回復して出社した時の周囲への配慮は先輩諸氏よりも気を遣うべきだと思います。
今の時代、休みの連絡をメールで行う人も多いようですが、やはりこの種の連絡は上司に電話で連絡を入れるべきであり、特に新人がメールで連絡をするのはいただけないと思います。
現実には、体調不良で休みたいと言っている部下に対して出社を要請することは、業務上のよほどの緊急事態がない限り、ないと思いますが、メールだと休むことの了解をとるというニュアンスではなく、一方的な通告のような感じになり、上司としていい気分はしないと思います。
そして、休んだ後の最初の出社日には、上司や先輩にお詫びとお礼を言うことを忘れないようにしましょう。
これは就業規則とかいう次元ではない、社会人としてのマナーです。
風邪を早く治すには
一方で、風邪を早く治すことを考えなければなりません。
出社しても、体調不良だと集中力や考察力が衰えるので、仕事の効率は下がるでしょう。
健康管理をしっかりとして、風邪をひかないようにすることがまずは大事ですが、あいにく、そのようなことになった場合は、早く治すことに専念しなければなりません。
高熱でもない限り、風邪を治すのは特別なことをしなくても、巷で言われていることを地道に実行するだけです。
即ち、しっかりと睡眠をとる、うがいをしっかりとする、きちんと食事を取る、簡単なことですが、これを守れない人が結構いるのですね。
高熱の場合は出来れば病院へ行ったほうがいいでしょう。最低でも、安静にするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
新人のうちは、体調不良でも休みにくい心理が働きますが、本文でも言ったように、休む際のマナーを守ることをきちんとしておけば、休んだことで悪い評価を受けることはそんなにないので、支障がない限り、休んで健康を早く回復することに専念することが大事だと思います。
最後までお読み頂きまして有難うございました。
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