帰宅恐怖症とかいう言葉がありますが、もっとも安らぎの場であるはずの自宅が苦痛の空間であるというサラリーマンが増えているようですね。
そのため、家庭に居場所がないサラリーマン、実に悲しいことではないでしょうか。
仕事で心身共に疲れても、それを癒す場が家庭にないなんて、辛すぎますよね。。
何故、こんな状況になってしまうのでしょうか、何が原因なのでしょうか??
そんな辛い状況から脱するための対処法はあるのか?この切実な問題について考えてみたいと思いますので、ぜひお読みください!
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家庭に居場所がなくなる・・ことの原因は?
では早速、この原因となるところから考えてみましょう。
私は、考えられる原因の要素は2つあると思っているんですね。
つまり夫の意識と態度、妻の意識と態度が考えられるのではないでしょうか。
<夫の意識と態度>
夫が仕事で疲れて帰った時、自分は家族のために身を粉にして頑張っている、俺のおかげで生活が出来ている、と言った意識を前面に出したり、もっと俺を大切にするべきだという態度をあからさまに示したりすると、妻はそのような態度に反感を覚えるでしょう。
妻からすれば、家事だって大変だし、特に幼い子がいる場合は育児ノイローゼになるぐらい、主婦業もなかなか大変なこと、疲れてしんどいのは夫だけではない、という気持ちになってもおかしくありません。
こうなると、妻も夫に対して優しい態度を出来ず、高圧的な接し方をしてしまうでしょう。
夫はそんな妻の態度に接するのが辛いという、悪循環に陥ってしまうのではないでしょうか。
<妻の意識と態度>
毎日、家族のために頑張って仕事をしている夫に対する感謝の気持ちが夫に伝わっていないとか、もともと夫に対して優しい態度をとるのが苦手で、口うるさい妻の場合、疲れて帰宅した夫にとっては毎日のことだと耐え難くなりますよね。
家庭に居場所を作るためには・・?
さて、そんな中で対策や改善するための対策、この由々しき状況を改善するためにはどうすればいいのでしょうか。
これは夫婦双方の努力が必要になるのは言うまでもありません。
そしてその努力の内容は単純ではあるけれど、実行するのは難しく、相当の強い意志が必要になるでしょう。
大事なことは、夫は妻の家事労働に対する大変さを、妻は夫の会社での仕事に対する大変さを、夫々が思いやって、感謝の気持ちを忘れないようにし、それを相手に伝えることではないでしょうか。
感謝の気持ちを、夫や妻に伝えるという簡単なことが日本人においては苦手な人が多いですよね。
身近な人間に対しては「照れ」が働いてしまうからですね。
これに関しては、感謝の気持ちを伝えようという強い気持さえあれば、工夫の余地はいくらでもあると私は思うんですね。
「いつも感謝している」
と言ったストレートな表現はなかなか言いにくいかも知れません。
であれば、こういった言葉は紙に書いて渡せばいいのです。
わざわざ、これだけを書いて渡すのは不自然かも知れないので、事務的なメモを渡す機会を作って、そこについでに書くのです。
ある品を買っておいて欲しい場合に、品名をメモに書くなど、事務的なメモを渡す機会を作ることは難しくないでしょう。
また、ストレートな言葉でない、口頭でも照れることのないような表現を考えればいいのです。
職種によりますが、妻が夫の仕事の内容をきちんと理解するのが難しい場合もあると思いますが、夫の仕事の大変さや愚痴を言いやすくするような言葉を投げかけることはできるはずです。
そして、さりげなく「大変ね!」と言う言葉を感謝の気持ちの表情で呟くだけで、夫は随分と癒されるでしょう。
その逆もしかりです。
こういうことを繰り返していく中に、面と向かって、「いつもありがとうございます。」という言葉を自然な感じで発することが出来るかも知れませんね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
家族のために頑張って仕事をしている人間にとって、家庭が安住の場ではなく、ストレスを受けるような家庭であっていいはずがありません。
夫婦揃って、そのような状況を解消しようという強い気持を持つことが、まずは必要ではないでしょうか。
最後までお読み頂きましてありがとうございます。
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