通貨ペアの特徴や相関関係は?FX初心者が勝ために知っておきたい事

あなたも投資をしていく中で、特にFXを始める人が増えてきているのではないでしょうか?

FXは少額資金で大きな利益を上げることが出来る魅力がある反面、油断をするとあっという間に資金を失い、退場せざるを得ないというリスクもありますよね。

そこで、FX初心者が知っておくべき基本的な情報をまとめておきたいと思います。

既に知っている方も多いぐらいに基本的なことですが、改めてここでリマインドして頂けたらと思います。

Contents

通貨ペアの特徴とは?

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通貨ペアの特性を考える時、以下の4つの側面がポイントになります。

1) 通貨と通貨の間のパワーバランス
FXのトレード対象が通貨ペアなのですが、これは通貨と通貨の交換比率を表しています。

身近な通貨ペアであるドル円はUSドルと日本円の交換比率ということになります。

そして、その交換比率はUSドルと日本円のパワーバランスにより変化します。

USドルの力が強くなればドル円は上昇し、日本円の力が強くなればドル円は下落します。

2) 通貨ペアの売買

当然過ぎることですが、ドル円を「買う」というのは 「ドル」を買い、「円」を売るということになります。
反対にドル円を「売る」というのは、「ドル」を買い、「円」を売ることになりますね。

3) 通貨の主役はUSドルである

例えば、ユーロ円という通貨ペアを「買う」というのは、ユーロを買い、円を売るということなのですが、正確には、

円を売り、USドルを買った後、すぐにUSドルを売り、ユーロを買う

ということが行われているということになるのです。

通貨ペアにUSドルが含まれていなくても、その売買においてはUSドルの売買が必ず行われているということを忘れてはならないということです。

従って、どんな通貨ペアの売買においてもUSドルの動向というものを意識しておくことが重要です。
少々分かりにくいかも知れないですが、式で表現すると

ユーロ円 = ユーロドル × ドル円
ポンド円 = ポンドドル × ドル円

ということになります。

4) 通貨ペアの価格を決める要因

通貨ペアの価格は需給バランスにより決まるということになりますが、その需給バランスに影響する要因は実に多様であり、その国の実体経済、政府の思惑、自然災害などの地政学的なリスクがあります。

従って、ユーロ円なら、先述のように、ユーロ、USドル、日本円が関与するので、ヨーロッパ諸国、米国、日本の各国の様々な状況によって影響を受けるということになります。

通貨ペアの相関関係とは?

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通貨ペアの種類は多いですが、それぞれが互いに影響しあっているというのは何となくでも想像できると思います。

そして、各通貨ペアのトレンド状況から、通貨の強さ、弱さというものが見えてきます。

強い通貨は買い、弱い通貨は売る、という基本的な点に着目すると、どの通貨ペアを買う、或は売るのがいいかということが判断できるということになります。

最適な通貨ペアを見つけて利益を出すためには?

メジャーな通貨である、USドル、円、ユーロ、ポンドによる6個の通貨ペアのトレンドが以下の状況だったとします。

ドル円 下落
ユーロドル 上昇
ポンドドル 上昇
ユーロ円 もみ合い
ポンド円 上昇
ユーロポンド 下落

各通貨の強弱の順位をつけるために、以下のように点数をつけていきます。

ドル円が下落ということは、円がドルより強いということで、
円に +1点

ユーロドルが上昇ということは、ユーロがドルより強いということで、
ユーロに +1点

ポンドドルが上昇ということは、ポンドがドルより強いということで、
ポンドに +1点

ユーロ円がもみ合いということで、
加点なし

ポンド円が上昇ということは、ポンドが円より強いということで、
ポンドに +1点

ユーロポンドが下落ということは、ポンドがユーロより強いということで、
ポンドに +1点

以上により、点数の多い通貨から並べて

ポンド 3点
ユーロ 1点
円   1点
ドル  0点

従って、ポンドが最も強く、ドルが最も弱いという相場状況にあることが分かります。
このことから、ポンドドルを買うという戦略が出てきます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

以上の事柄は、あくまで概要であり、実際のトレードの場面では考えるべきことが他にもたくさんありますよ。

トレンドを確認する時に使うローソク足の時間足の種類や、決済のタイミング、損きりをどうするか等も考えていかなければなりません。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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