あなたもIPO 株という言葉は、株に興味のある人なら初心者でも耳にすることが多いと思いますが、いったいどういう種類の株なのかご存知でしょうか?
IPO株に関しては、上場までの仕組みを証券口座と関連させて知っておくと、かなりの確率で稼ぐことができる、という性質があり注目もされているんですね。
今回はこの辺りについて、覚えておきたい情報をお話したいと思いますので、ぜひご覧ください!
Contents
IPOとはそもそも何?
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IPO(Initial Public Offering)は、「株式市場での最初の公開売り出し」という意味です。
企業側からすれば、企業活動のための新たな資金を調達できるというメリットがあります。
公募価格と初値に注目を・・!
IPO株は上場前に、公募価格(公開価格)というものが設定されます。
この価格は企業の実力や将来性から、所定の手順を経て決定するのですが、高いと売れにくいということ、また上場初日は華やかに迎えたい等の思惑から、安めに設定される傾向にあります。
そして、この安めの設定がポイントで、IPO株で儲けやすいという理由なのです。
即ち、初値>公募価格となる確率が非常に高いということです。
従って、公募価格で株を買い、上場初日の寄り付きで売れば、利益が出る確率が高いということになります。
ちなみに、2015-2017年間の データは以下の通りです。
2015年
IPO企業数 92社
初値>公募価格 の企業数 82社
初値/公募価格の平均値 1.87倍
2016年
IPO企業数 83社
初値>公募価格 の企業数 67社
初値/公募価格の平均値 1.71倍
2017年
IPO企業数 90社
初値>公募価格 の企業数 82社
初値/公募価格の平均値 2.09倍
以上のように、初値が公募価格以上になる確率が高いことが過去3年のデータからも窺えますね。
それだけに人気があり、発行株式数に比して希望者が多いため、入手するには抽選に当選しなければなりません。
ところが、この抽選に当選するのは容易ではありません。
従って、IPO株で儲けるには、その抽選に当選するための策が重要ということになります。
当選しやすくするためのアプローチとは?
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すこしでも多く、IPO株の抽選に当たるためには、証券会社における口座開設時の対策と資金面の対策との2つの面からのアプローチが必要となりますので、覚えておくと良いですね。
1) 証券会社での口座開設に関して
あるIPO株に注目した場合、全ての証券会社がそのIPO株を取り扱うわけでではない、ということを知っておきましょう。
ということは出来るだけ多くのIPO株に応募できるためには、一社だけではなく複数の証券会社に口座を開設したほうがいいことになりますよね。
その場合、初心者が当選できやすくするようなサポートをしてくれる、過去のIPO株の取り扱い実績数の多い、以下の証券会社をお奨めします。
SBI証券会社
楽天証券
マネックス証券
松井証券
SMBC日興證券
また、IPO株の主幹事証券会社の口座からだと当選確率は他よりも高いので、応募したいIPO株の主幹事証券会社を調べて、そこから応募するのがいいでしょう。
2) 資金は少しでも多いほうがいい
IPO株には10万円あれば買えるもの、30万円ないと買えないもの・・・と様々ですが、ということは資金が多いほど、IPO株に応募できるチャンスが多いということになりますよね。
また、応募時点でそれを買えるだけの資金が買付余力として口座に入金されている必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
IPO株を入手するために必要な仕組みや作戦などについてお話してきましたが、お分かり頂けたでしょうか。
なお、IPO株の上場スケジュールは、IPO専門サイトや、証券会社のサイトから知ることができますが、3月、6月、9月、12月が多く、毎年12月はIPOラッシュであることも意識しておきましょう。
最後までお読み頂きまして、ありがとうございます。
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