あなたも株取引において、テクニカル分析という言葉をよく耳にしますよね?
このテクニカル分析とは何でしょうか?
そして株の初心者が稼ぐために、このテクニカル分析に関して、どんなことを覚えておくべきでしょうか?
今回はそのあたりについてまとめてみましたので、ぜひご覧ください!
Contents
テクニカル分析とは何か?
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簡単に言えば、株価の過去の値動きを基に将来の値動きを予想する分析手法、と言えると思います。
株取引の手法には大きく分けて、「順張り投資」と「逆張り投資」の2種類がありますが、それぞれに適した、テクニカル分析のための指標があります。
「順張り投資」
こちらは、株価が上昇局面にあることを確認して買い、下落局面にあることを確認して売る、という投資手法です。
トレンドを確認してからアクションを起こすため、若干の出遅れが起きるということはありますが、トレンドに乗ってのトレードなので初心者向けの手法だと言えるでしょう。
「逆張り投資」
こちらは、株価が下がり過ぎてこれ以上は下落しないだろうという予想をしたら買い、上がりすぎてこれ以上は上昇しないだろうという予想をしたら売る、という投資手法です。
この手法は、その判断が外れると損失につながりやすいため、初心者には不向きとも言われていますので、ここでは、言葉だけ覚えておくようにしましょう。
順張り投資で使われる代表的な指標として、移動平均線 というものがあります。
移動平均線による分析
ある期間の株価(ローソク足の終値を使うことが多い)の平均値をつないで出来る折れ線グラフが移動平均線で、株価のトレンドを掴むのに適しています。
例えば、25日移動平均線の場合、その日を含めた直近の25日間の株価の平均値を日々プロットしたものをつないだ折れ線グラフとなります。
期間の異なる2つ以上の移動平均線を表示させることが多いですが、この移動
平均線を使って、トレンドを判断する方法として次のような方法が一般的に使われています。
(上昇トレンド)
以下の三つの条件が揃った場合は、買い
① 株価が移動平均線の上部にある
② 移動平均線が上向き
③ 短期の移動平均線が長期の移動平均線を上抜け(ゴールデンクロス)
(下落トレンド)
以下の三つの条件が揃った場合は、売り
① 株価が移動平均線の下部にある
② 移動平均線が下向き
③ 短期の移動平均線が長期の移動平均線を下抜け(デッドクロス)
以上のような分析を行える移動平均線ですが、この移動平均線を作成するにあたり、時間をかけて手計算をしなくても証券会社のサイトで、期間設定など、自分の意図した移動平均線を表示することが出来るところもあります。
証券会社を選ぶ時には、そういうサービスの有無も含めて検討しましょう。
移動平均線の期間設定はどうする?
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ところで、移動意平均線の基となる株価の平均値、その範囲となる期間をいくらに設定するのがいいのでしょうか?
これを考える上で、大事なポイントは 大多数のトレーダーが意識している、利用している期間に設定するのが好ましいということです。
そして、それはメジャーな証券会社が初期値として使っていることから簡単に知ることが出来ます。
以下は、よく使われる期間ですので、参考にしてもらえればと思います。
日足・・5日、10日、25日、75日、200日
週足・・9週、13週、26週、50週
まとめ
株初心者が知っておくべき、覚えておくべきことについてお話してきましたが、整理すると、
1) トレンドに乗った順張り投資が好ましい。
2) 移動平均線を利用してのテクニカル分析、売買サインはゴールデンクロス、デッドクロスを使用。
3) 証券会社選びにおいて、移動平均線が提供される会社が好ましい。
ということですね。
参考になりましたら幸いです。
最後まで、お読みいただきまして、ありがとうございます。
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