「スピリチュアル」とても有名な言葉ですよね。
知ってる方の多くは、テレビメディア、雑誌などで知ったという方も多いと思います。
スピリチュアルに基づいた本も出版されるくらい
今の日本では多くの方に知られている言葉ではないでしょうか?
しかし、言葉は知ってるけどどんな意味だっけ?という方もいると思います。
そこで今回はスピリチュアルの意味、そして混同されやすい
トランスパーソナル心理学との違いについて書いていこうと思います。
Contents
精神世界とは?
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スピリチュアルのもともとの語源はラテン語の
「spiritus」から来るキリスト教の用語です。
「聖霊」「精神」「霊」などの目で見て取れない
精神世界を指す意味なんですね。
当時(19世紀)は科学の急成長期で
「論理性」を問われることが多くありました。
もちろん、科学で証明できる論理的なもので世の中溢れています。
今あなたの使っているスマホやPCも科学の産物ですよね?
しかし、その一方で科学では証明できない「非論理的」なものも多くあります。
その代表例は「霊」でしょう。
そういった科学では未だ証明することのできてない
受け皿の立ち位置にあるのが今現在の「スピリチュアル」という言葉です。
スピリチュアルに生きてみるってどういうこと?
語源は先ほど話した通りですが、もっと深く解説しますね。
スピリチュアルと言うとやはりテレビ番組の影響から
霊を呼び出すなど霊能力者のようなものだと思うでしょう。
ただスピリチュアルとは一概にまとめれるものではなく
非常に多岐に渡るものです。
その中で、スピリチュアルとは「精神世界」にフォーカスを当てたものなんですね。
他人の言った期待に応えたり、周りの目を気にして生きたり。
いわば人の作った枠組みに収まろうと必死に生きようとしているということ。
しかしそれには限界があります。
自分には自分のペースがあるんだから、他人の枠に入ることに必死になれば
いずれ回らなくなり疲れてしまいますよね?
ここで役に立つのが「スピリチュアルに生きる」ということです。
スピリチュアルな生き方とは、他人の時間軸で生きていては
自分の時間軸、自分とは、自分を全て失うことになります。
人の言いなりになる、それは自分の人生に責任を持たず
放棄して生きてるも同じですね。
自分自身から逃げず、自分に向かいながら、自分として生きていく。
そうすることで自然と自分として生きていくことになりますね。
それがスピリチュアルな生き方だと私は思います。
トランスパーソナルとの違いは?
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さて、スピリチュアルの話と似たように言葉で
トランスパーソナル心理学というものがあります。
こちらは1960年頃から出た新しい心理学の分野なんですね。
哲学であり、思想に近いものです。
そのため、よくスピリチュアルと混合されます。
似てるようで似ていない、同じだと考えられていますがそれらは大きく違います。
スピリチュアルとは「自然を受け入れ、ありのままであること」
トランスパーソナル心理学とは「科学を用いて自分をより高めること」
ですね。
似たようで似ていないわけですね、心理学は心の「理学」なので
物理学(物の「理学」)と同じです。
坂道にボールを転がしたらこのように移動する・・と
数式で計算できる物理のように、心についても
説明がつくのが心理学です。
こうやって見てみるとかなり違うことがわかりますね。
ですが、どちらが間違っていてどちらが正しいってことではありませんよ。
どちらにもそれぞれ素晴らしい魅力があります。
優劣つけれるものではないので、自分に合った物を見つけ
それがきっかけで人生がより良くなるように使えばよいのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
・トランスパーソナル心理学とスピリチュアルは似てるようで大きく違う
・スピリチュアルは「精神世界を通じて自分らしさに近づけるもの」
・トランスパーソナル心理学は「科学を用いて自分を高めるもの」
とまとめることができますね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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