アイメッセージとは?心理学的な効果と人を動かすコミュニケーション

あなたも仕事や私生活でも、相手に対して

「この人、ここを変えたらいいんだけどな・・」
「何回言っても伝わらない・・変わらない・・」

思ったことはありませんか??

子供相手ならともかく、大人相手しかもデリケートな問題だったりすると、伝え方によっては相手をムッとさせてしまうことが多いくなりますよね。

相手に変わってほしいがうまく伝えたい、となると重要なのがアイメッセージなのです。

今回は「アイメッセージってなんだろう?」と思った方や「どうやったら人を変えることができるのかな」と悩んでるあなたに、読んでほしいことをまとめてみましたので、ぜひご覧ください!

アイメッセージとは?その重要性について

さてこのカタカナの「アイメッセージ」という言葉ですが、「Eye message」つまり目の表情をどう添えるかがコミュニケーションのポイントになる・・!と思った方は惜しいですね。

実はこ子での「アイ」は、英語で私、つまり「You」に対する「I」アイなわけです。

伝えたい内容の主語が私であることを明確にする

私を主語にして伝えることがI messageであり、効果的に相手に変わってほしいことを伝える手段となります。

日本語では本当に主語が省かれがちですよね?

たとえば以下のような例を考えてみてください。

「ちょっとさ、机の上片づけてくれない?」

どれだけやわらかい伝え方をしても、これでは主語は「あなたが」であり、英語に直したらおそらく「あなたはもう少し机の上を片づけるべきです」のような意味になってしまうでしょう。

ユーメッセージだと指示・命令のように聞こえてしまう

このように相手から言われたとしたら、あなたはどんな気持ちになるでしょうか?

「うるさいな・・わかってるって・・!」

「今やろうと思ってたのに、そんな言い方すると片付ける気が失せちゃうよ・・!」

ちょっとイラッとした気持ちになったことって、あなたも1度や2度あったのではないでしょうか?

これを、「あなた」という主語が隠されているという意味でユーメッセージ(You messeage)と呼びます。

アイメッセージだと指示・命令のように聞こえない

それに対して

「机の上、ちょっと散らかってない? もう少しキレイだと嬉しいな。」

と言われたことを考えてみてください。

この場合の、嬉しいのは誰でしょう?

そうです私(発言した人)ですね。

私という主語が明確になるように、ワンクッションを挟むことでぐっと印象も雰囲気も、やわらかいものになっていることに気づいて頂けたかと思います。

アイメッセージの心理学的な効果って?

人は、ある程度成長すれば言外の意味を読み取ることができますよね。

言い換えると、自分にとってはこんな意味と自分の言葉に翻訳してしまうことです。

同じ言葉でも置かれている心理状況によって違ったメッセージとなる

先ほどの「机の上を片づけたら」も、影で

「あの人ほんっとズボラだから、がさつだし・・!」

と言われているのを聞いてしまった後だったとしたら、もっとキツい意味に取れるでしょう。

そして、嬉しい気分の時や今しなくてはいけないことがある時では、それぞれ全く違う意味に聞こえるはずです。

たとえ一字一句同じであって状況が全く一緒であっても、その人がどう自分の言葉に翻訳するかで変わってしまうのです。

それが「受け取り方」とか「印象」というものですね。

相手の意思を尊重しつつ自分の意見を伝えるアイメッセージ

アイメッセージでは「あなた」は「こうすべき」という決めつけがありません。

あくまでぼそっと自分の感想や意見を置いただけという感じになりますよね。

もちろん受け取り方も場合によっては変わるでしょうけれども、その自由さが相手を尊重しているようにも受け取れます。

また、人間はお互いの気持ちを知れた時に、親近感がぐっと増す生き物です。

「(私は)(机の上がもう少しキレイだと)嬉しいな。」

と伝えてもらうことで、

「この人はこうしたら喜ぶんだ」

ということも知ることができますし、

「私が嬉しいのはこういう時」

と自己開示してもらったかのような親近感も少し感じられるはずです。

コミュニケーションの中でも大事な自己開示と感情表現が、添えられているので相手(発言した人)をいっそう身近に感じられるわけですね。

指示・命令は依存関係や上下関係を助長する

逆に、あなたはこうすべき、と言われたら「本当にそれを信頼していいのだろうか」と抵抗が芽生えるのではないか・・と思います。

「あなたはこうすべき」という命題に対して、「YES・NO」を判断してしまうのです。

けれど、アイメッセージを意識した言葉を投げかけられると

「私はこうだと嬉しいんだけどな」

だったらもっとすんなりと入るはずです。

主語が自分に向けられていないので、「ふーん、そうなんだね」と受け取れます。

聞いた方は、自分への親しみがこめられていると深層心理で判断するため共感を持って

「この人はこうすると喜ぶタイプならなるべく叶えてあげよう」

と思いやすいのです。

アイメッセージを実際に使うなら(日常生活)

たとえばこんな場面はどうでしょうか。

「もうちょっと前に車停めてくれない?」

アイメッセージにするなら

「もうちょっと前に車停めた方がいいと私は思うんだけどなあ」
(思うの主語は私であるため)

になります。

「今気づいたけどさ、」
「そういえば~じゃない?」
「~だと嬉しいな」
「~と思う」

などなどを上手に活用してみると良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

あくまで一例ですが、伝わりましたでしょうか?

アイメッセージにするだけでぐっと印象がやわらかくなるワケを分かって頂けたかと思います。

・アイメッセージとは隠れた主語を「あなた」ではなく「私」にする伝え方
・感情と一緒に伝えることで共感されやすくなる
・具体的には「~と思う」など伝え方に一工夫を添える

あなたもこれらをぜひ実践してみて下さいね。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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