「さっきまで機嫌がよかったのに、急に冷たくされた」
「こちらの身に覚えがないことで、さんざん文句を言われてしまう」
あなたもこれらの例のように、こちらがいつもどおりに接していても、相手の気持ちや本音を計りかねず、ついケンカや言い合いになってしまったという経験はありませんか?
そもそも心理学や脳科学という学問では、男性と女性とでは脳の作りが違うといわれているんですね。
その作りの違いが脳のクセとなり、時として男性に女心を分からなくさせているかも知れません。
そこで今回は、具体的な男性・女性それぞれの脳のクセを明らかにし、女心が見え隠れしやすい言動と、その対処法を解説していきますので、ぜひお読みください!
Contents
男性の脳と女性の脳の違いとは?
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男性は理性、女性は感性の生き物であると言われることがあります。
そしてそれは太古の昔、まだ人間が狩猟採集を生業として生活していた時代にルーツを持ちます。
当時の男性は主に狩りに出かけ、女性は家事や出産、子育てを担っていました。
すなわち、その生活様式の違いが、脳の作り、ひいては脳のクセにつながっているとする考え方があります。
男性は主に一人で狩りに必要な情報を取集し、瞬時に判断して獲物を仕留めることが仕事でした。
もちろん、そこでは攻撃性も高まります。
そのため、まずは物事や情報を整理・分析し、ときに仲間や家族から褒められることがあると、がぜんやる気が出るようになりました。
一方で女性は、複数の女性同士で家事や子育てを担い、家庭を守っていました。
問題や悩みが生じれば、まずはみんなで話し合い、協力して解決しようとします。
ですから、相手の言葉や気持ちにはとても敏感になりました。
そのため、不安や心配なことがあると、まずは言葉に出したくなります。
そして、それを無条件に受け止め、慰めてくれる人には心から信頼を置くようになります。
したがって、男性の脳では、何か問題や悩みができた時には、まず目の前の情報を収集・整理します。
そのあとは、単独だろうと解決に向けて行動に移そうとします。
しかし、女性の脳では同じような状況に直面した時には、まず誰かに相談し、その時の気持ちを言葉で表すことで安心感を得ようとします。
そのため、問題の解決にはこだわらず、その問題や悩みを分かってくれる人を必要とするのです。
男が理解できない行動・態度とそこに見え隠れする女心とは?
ここでは、男が理解できない代表的な3つの行動や態度を取り上げ、それぞれのトラブルの対処法について解説します。
自分の話題ばかりで相手の話を逸らす
二人での話し合いにも関わらず、いつの間にか友人や身内の話題に流れてしまい、話が先に進まなくなる。
これは、問題が起こっても自分が悪いとは基本的に考えず、友人や身内、時に知人などを引き合いに出し、話をあいまいにしたい気持ちが働いていることがあります。
自分や友人の話になり、相手の話題が逸れたなと感じたら、相手に合わせていてはキリがありません。
そんなときはまず、相手の気持ちを聞いてみましょう。
きっと不安や悩みを持っていることがあるので、そのことを聞いてあげると気持ちが楽になります。
人懐っこいがうっかりミスが多い
自分から食事やデートの約束をするにも関わらず、いつも待ち合わせ場所や時間を忘れ、相手とケンカになってしまうことがある。
自分のやりたいこと好きなことには目がないが、何事につけてアバウトになってしまう人がいます。
それに、物忘れ自体に悪意を感じないから、本人はあっけらかんとしているから、気持ちのこもらない謝罪を繰り返すことが多いのも特徴です。
このようなときは、決して本人を責めてはいけません。
本人は、相手との情報や約束を共有することが苦手な場合が多いです。
そこで、約束場所や時間は先にこちらから提案するのではなく、相手の口から言わせるように持っていくと良いでしょう。
あくまでこちらは、その確認を取るようにするとトラブルを避けられます。
その日によって感情の起伏が激しくなる
ある日には真面目で責任感が強い言動が目立つけれども、別の日には不安や悩みを口にして塞ぎがちになってしまう。
もともと頑張り屋な性格であるが、オンとオフの切り替えが苦手であると、それが感情の起伏となって現れやすくなります。
このような場合は、励まして頑張れということは逆効果です。
食事やデートに誘うことも余り良いとは言えません。
むしろ、何に困っているのか、どのようなことに不安を感じているかなど、そのときの相手の気持ちを尊重し、話を聞いているという姿勢を示しましょう。
すると、相手も落ち着いて状況を判断できるようになりますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
男女の問題を男女の脳のクセという視点から捉え、それぞれの具体的なケースを想定して対処法をご紹介してきました。
何か悩みや問題に直面すると男性はどうしても解決しようと考えてしまいます。
しかし女性はまず、誰かに相談して悩みを共有して欲しいと考えます。
そのため、男性は一度立ち止まり、相手の話や気持ちを聴く姿勢を示すことが、トラブルを未然に防ぐ有効な手段となりそうですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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