小学生になると、子供は自分で判断して行動することがどんどん増えていきますよね?
親にとっては子離れ、子供にとっては親離れのための、大切な時期ですね・・!
子育てにとって重要となるのが“主体性(しゅたいせい)”を育てることかなと思っています。
主体性とは、日常生活のなかではあまりに耳にしない言葉ですね。
しかし、これは小学生時代に養うべき重要な要素といえます。
ここでは主体性の意味と、それを育てるために保護者が出来ることをまとめてみましたので、ぜひご覧ください!
Contents
そもそも主体性とは?自主性と同じ?違う??
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主体性とは、自分の判断をもとに行動することをいいます。
幼稚園・保育園に通っている間は、保護者や先生の指示通りに動くことが課題になっていましたね。
しかし、小学生になってからは自分で考えることが求められます。
主体性と似ている言葉に“自主性”がありますが、この2つはどのように違うのでしょうか?
まず、主体性について考えてみましょう。
① 意味:自分の意思に基づいて、自分の判断により行動すること。
② 行動の目的までは定められてない。
③ どういう行動が必要かどうかも含めて自分で判断する。
では、主体性と自主性を比較してみましょう。
自主性は、自発的に動くことを意味します。
つまり、主体性の場合はこれに“判断すること”が含まれると考えて良いでしょう。
自主性の場合は既に目的が定まっているケースが想定できます。
定められた目的に向けて、自分の意思で動く力のことを表しているのです。
主体性が無いとどうなる?
主体性があるかどうかは、“問題解決能力”の有無に大きく影響します。
これは仕事を進めていくうえで欠かせないものですね。
一方、自主性があれば“業務遂行能力”につながるものなので、
指示のもとで動くことは可能であるといえるでしょう。
とはいえ、より良い環境を作っていく能力に欠ける可能性があります。
つまり、主体性が無い人には下記の特徴があると言われています。
① 周囲の人や環境に関する批判を多く言う。
② 自分のマイナス面は受け入れない。
③ 決断力が無い。
小学生が主体性を養うためにはどうすれば良い?
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このように、いろいろな人と関わりながら生きていくうえで、主体性は非常に重要なものであることが分かります。
では、小学生の期間にはどのような方法で養うことが出来るのでしょうか?
① 学校以外での人間関係を作る。
複数の習い事やイベントに、並行して参加するのがオススメです。
学校では毎日同じメンバーと過ごすことになるので、生活のなかでの決め事を仲間に任せてしまいがちです。
学校とも家とも違う場所でも人との関わりを持つことで、新しい自分の役割を見付けられると良いですね。
具体的には、学校ではどちらかというと人任せだった子供が、サッカークラブではキャプテンを果たすこともあるのです。
いろんな環境に身を置くことで、子供本人が自分の新しい面を見付けていきます。
そのほか、学校では定期的にクラス替えが行われることで、子供の主体性を伸ばすきっかけが作られます。
定期的に環境を変化させていくことが、子供が主体性を見出す刺激となるはずです。
② 一人で行動する機会を作る。
主体性を養うためには、自分で判断する機会を増やすことが重要です。
例えば、乗り換えのあるコースで電車に乗って出かけてみるのも良いでしょう。
少し離れた所に住んでいる友達や親戚に会うなど、何か口実を作ってみて下さい。
そして、誰かのお宅にお邪魔するのであれば、子供本人に手土産を選ばせるのも良いでしょう。
どんなお土産であれば相手が喜んでくれるか、いくらくらいの物が良いか、子供も必死で考えるはずです。
あれこれ考えることは大変かも知れませんが、それが主体性を養うための訓練になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
人の魅力にはいろいろな要素がありますが、主体性があるかどうかもそのひとつです。
何故なら、主体性が強い人ほどより良いものを実現させようと考える姿勢があるからです。
希望を持ち、それに向けて行動していく力があれば、日々自分自身を磨く努力を続けていけるでしょう。
小学生のうちから学校や保護者が主体性を育てるためのさり気ないサポートをしていくことが、子供のとっての明るい未来を切り開いていくはずですね。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。
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