共働き家庭だと保育園への入園を希望することが多いようですが、パートタイムでのお仕事をしている場合、保育園ではなく幼稚園への入園という選択肢が出てきますよね。
また、ここ数年でこども園も新設されてさらにどこへ入園させようか迷う人もいるのではないでしょうか。
また、名称は聞いたことあるけど、保育園や幼稚園、こども園はどう違うのか分からないっていう人も多いと思います。
そこで今回は、メリットやデメリットも含めそれぞれについて紹介したいと思います。
こども園・保育園、幼稚園の違いは?
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まずは、それぞれの違いや特性について説明していきたいと思います。
●幼稚園
3歳から未就学児に教育をする施設です。公立と私立の幼稚園があります。
幼稚園によって様々な教育を受けることができます。
特に私立の幼稚園は、園により英会話や体育教室など外部の講師を呼んで本格的な教育を受けられたり器楽に力を入れていたりと園によって特色が色濃く出やすいです。
また、預かり時間は、9時から14時頃までと短めです。
春休み、夏休みもあるのが特徴です。
●保育園
・・・0歳から未就学児を保育する施設。保育所とも言います。保育園に預ける場合は、仕事や介護、通院などの事情により家庭外での保育が必要とされる証明が必要となります。近年では、待機児童が多く、希望していても入園できない場合もあるようです。(地区町村により異なります)
保育時間は、基本が8時30分から16時30分頃ですが、申請をすれば
早朝保育や延長も利用することができ更に長く預けることが可能です。
認可保育所では、春休みや夏休みはほとんどないことが多いです。
(年末年始の休みは1週間程度あるところが多いです)
●こども園
・・・内閣府が管轄しており幼稚園としての教育と保育園の保育を兼ね備えた施設になります。そのため保育園のように仕事や介護などの事情がなくても入園が可能です。0歳から未就学児を預けることができます。
9時から14時頃までは、幼稚園としての教育をし早朝保育や夕方以降の延長保育も行っています。
ただし、仕事や介護などの事情がない場合は、幼稚園としての利用で9時から14時頃までの利用になるなど利用時間に制限があるところが多いです。
それぞれのメリットやデメリットは?
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次に気になるのがそれぞれのメリットやデメリットですよね。では、それぞれ順番にメリットとデメリットを紹介していきます。
●幼稚園
メリット・・・園によりそれぞれ独自の教育に力を入れているところが多いため様々な教育が受けれたり経験をすることができる。
また、保育時間が短いため家庭でもしっかりと子どもと関われる時間を確保することができる。
デメリット・・・保育時間が短いことや春休み、夏休みなど保育園に比べ休みが多いため育児が負担に感じることもある。
園によってお弁当持ちのところもあり手間がかかる。
親参加型の行事が多いため負担に感じることもある
●保育園
メリット・・・0歳から預けることができる。
早朝保育や延長保育を利用することもでき共働き家庭でも安心して預けることができる。
給食があったり親参加型の行事が少なめであるため負担が少ない
デメリット・・待機児童が多く、入園を希望しても入園できないことがある。
仕事や介護などの事情がないと預けることができない。
(そのため仕事を辞めてしまうと退園しなければいけない)
家庭での子どもとの関わる時間が少なくなってしまいがち。
●こども園
メリット・・・保育園と幼稚園の良い部分を合わせ持つ。
保護者の就労状況に関わらず入園することができるため仕事を辞めても退園する必要がない。
デメリット・・働いている親と働いていない親とで行事やPTAの参加などの負担の差ができてしまい、温度差が浮き出てしまう。
保育園や幼稚園に比べ施設数が少ないため探すだけでも大変。
いかがだったでしょうか?
こちらに挙げたメリット・デメリットは、1例に過ぎません。
人それぞれの状況や家庭環境により合う合わないが出てくるかと思います。
また、2歳までは保育園で過ごし3歳以降は、幼稚園へ転園するという子もいるようです。
子どもにとっても親にとっても過ごしやすい、通いやすい園を選べるといいですね。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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