昼寝いつまで必要?子どもへのメリットは?保育士からアドバイスも

生まれたばかりの赤ちゃんは、ミルク飲んでは寝るというほどたくさん寝ていますよね。

それが、成長とともに起きている時間が長くなり、やがて昼寝と夜の2回になっていきます。

そしてさらに成長すると昼寝もなくなり夜だけの睡眠となっていきます。

それは分かるけど、実際に昼寝はいつからなくしていけばいいの?と疑問に思っている人もいるのではないでしょうか。

保育園に通っている子であればある程度保育園での生活習慣が基準となるためそれに合わせれば良いでしょうが、昼寝がない幼稚園に通っている子などはおうちで昼寝をしている子もいますよね。

そういう子は自然に昼寝をしなくなるのを待つのか、それとも昼寝をさせないような配慮が必要なのか悩みますよね。

特に5、6歳になると小学校に入ってからの生活習慣も意識し出すと思います。

そこで今回は、子どもに昼寝についてまとめてみました。 特に小学校進学を控えた5、6歳のお子さんがいるお父さんお母さんに役に立てばと思います。

子どもにとって昼寝は必ず必要なの?

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2、3歳頃になってくると普段は、昼寝をしていてもたまに外出をしたり来客などがあったりすると、昼寝をしなかったという日もあるのではないでしょうか?

また、もう少し成長し3、4歳になると特別なことがなくても、昼寝の時間が段々と短くなってきたり、昼寝をしなくても平気な子も出てくる年齢だと思います。

そうすると、

昼寝は子どもにとって必ず必要なものなのだろうか?
夜しっかり寝れるようにすれば昼寝をなくしても良いのだろうか?

などと疑問が出てくると思います。
子どもにとって昼寝は、脳の発達と脳と体をしっかりと休ませるものであり年齢が低ければ低いほど必要なものです。

寝ている間に起きているときに体験したものを、脳で処理をしたり脳自体が発達していくのです。

また、大人に比べ子どもは体力がありません。

なので昼寝をすることで、その後の活動に影響が出ないようにしているのです。

子どもの昼寝を卒業するタイミングはいつ?

では、子どもの昼寝は何歳まで必要なのでしょうか?

3歳を過ぎた頃から意図的に昼寝を卒業させるべきなのか、それとも自然と昼寝をしなくなるまで待つべきか一度は考えたことがあるのではないでしょうか。

ここで知っておいて頂きたいのが、子どもは成長度合いなど個人差がとても大きいです。

なので同じ月齢の子ども同士でも発達の度合いが違います。

分かりやすいのが、歩き始める時期や言葉が出始める時期は、個人差が大きいですよね。

「それは分かっているよ。」と言う声が聞こえてきそうですが、実際目の前に自分の子どもがいるとついつい他の子と比べてしまい「うちの子はまだできていない・・」と落ち込んだり悩んでしまったりすることもあるようです。

これは昼寝を卒業する時期も同じことが言えます。

3歳を過ぎてくると体力がついてくるため、自然と昼寝をしなくても大丈夫になってくる子がいる一方で、まだまだ昼寝が必要な子もいるのです。

昼寝を卒業しても良いと思われるタイミングとしては、

・昼寝をしなくても夕方眠たくなったりイライラせずに過ごせるようになる
・夜はしっかりと寝ることができている。(昼寝が必要な子に昼寝をさせていないと逆に夜の睡眠の質が悪くなることがあります)

というところかと思います。

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ここで注意したいのが、お昼寝をしたがらない子もいると思います。

だからといって昼寝をさせないで夕方眠くなってしまったり、機嫌が悪くなってしまうようであれば、やはりまだ昼寝が必要というサインのため昼寝をさせてあげましょう。

逆に5歳を過ぎても昼寝をしたがる子には、どうしたら良いでしょうか?

基本的には、まだその子にとって昼寝は必要なためさせてあげれば良いと思いますが、この時期は小学校に入ってからのことも心配になるでしょう。

その場合は、いきなり昼寝をやめるのではなく

・少しずつ昼寝の時間を短くしていく
・夜寝る時間を早める
・夜にしっかりと寝れるよう寝る前にテレビやスマホなどを見せるのはやめる

などの工夫をしてあげましょう。

また、体力が消耗しやすい時期やいつも以上に体力を使った日(水遊びやプールに行った日など)だけ、昼寝をさせることで子どもに負担をかけないような配慮もしてあげると良いでしょう。

いかがだったでしょうか?

子どもには、個人差がありますのでご自身のお子さんの成長を見極めながら昼寝を卒業する工夫をしてみてくださいね。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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